全日本空輸(ANA/NH)は12月19日、利用者と社員が交流する「ANAファン感謝祭」を羽田空港で開いた。Facebook(フェイスブック)を活用したオフラインイベントで、定員の約100倍となる1746人の応募があり、主に関東近郊に住む10代から60代の男女29人が参加した。
—記事の概要—
・航空教室や施設見学会
・機長やCA、旅客係員が熱演
・写真42枚
*講師を務めた松本機長と吉村さん、池田さんは、感謝祭でどのようなことを感じ、どのような後輩を求めているのかを聞きました(記事はこちら)。
航空教室や施設見学会
感謝祭ではパイロットと客室乗務員による航空教室や、羽田空港内にあるフライトオペレーションセンターの見学が行われた。航空教室では、ボーイング767型機の教官を務める松本優一機長と、国内線チーフパーサーと国際線エコノミークラスパーサーの資格を持つ客室乗務員の吉村菜織さん、国内線と国際線ビジネスクラスに乗務する池田友菜さんの3人が講師を務めた。
松本機長は時折ユーモアを交え、参加者をリラックスさせながら、機体の特徴や機長と副操縦士の制服の違い、パイロットの1日などを説明。コックピットを模したセットを使い、会場で募った副操縦士役の参加者に、離陸の手順を解説した。
パイロットは国内外さまざまな都市を訪れ、各地の名物を口に出来る機会も多い。しかし、松本機長は「若い副操縦士が目的地で食べたいものがあっても、機長から『明日は(国家試験の)航空身体検査なんだ』と言われてしまうと、飲みに行けないこともあります」と、パイロットの実情を話した。
また、出入国の多いパイロットや客室乗務員は、空港の出入国審査でパスポートにスタンプが押されないことから、「パスポートでは行った国の数を自慢できないんです」と、笑いを誘っていた。
吉村さんと池田さんは、機内アナウンスやドリンクサービスの仕方を実演。参加者がサービスを終えると、拍手がわき起こった。また、2月に新制服を導入したことから、2人がスカーフの巻き方を実演。吉村さんは、ていねいにスカーフを形作った後に着用した。一方、池田さんが「私はおおざっぱなので」と実演前に断りを入れると、会場からは笑いがもれた。
会場では、松本機長が教官を務める
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