エアライン — 2015年12月16日 13:05 JST

タイガーエア台湾、羽田・福岡・中部就航へ 日本8路線

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 台湾のLCC、タイガーエア台湾(TTW/IT)は、日本路線を拡大する。現地時間12月19日からは羽田に乗り入れるほか、2016年1月28日には福岡、翌29日には中部(セントレア)に就航する。これらの路線開設により、同社の日本路線は8路線となる。

羽田は早朝便

日本路線を拡大するタイガーエア台湾(同社提供)

 台北(桃園)-羽田線は12月19日から、週4往復で開設。台北発は月曜と水曜、土曜、日曜、羽田発は月曜と火曜、木曜、日曜に設定する。IT216便は台北を午後11時50分に出発し、羽田には翌日午前4時に到着する。IT217便は羽田を午前5時に出発し、台北には午前7時50分に到着する。

 台北-福岡線は1月28日から、月曜と火曜、木曜、金曜、日曜の週5往復を運航する。IT240便は台北を午前11時45分に出発し、福岡着は午後2時50分。IT241便は福岡を午後3時50分に出発し、台北には午後5時25分に到着する。

 台北-中部線は1月29日から、1日1往復のデイリーで運航する。IT206便は台北を午前5時20分に出発し、中部着は午前8時45分。IT207便は中部を午前9時45分に出発し、台北には午後0時10分に到着する。

 同社は、シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのタイガーエア(TGW/TR)とチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が、2014年4月に設立。台北-バンコク(ドンムアン)線や高雄-マカオ線などを運航している。

 日本路線は、4月2日に1路線目となる台北-成田線を開設。その後、関空と那覇にも乗り入れ、高雄-成田、関空の各線を運航している。

競争激化する羽田-台北線

 羽田からの台北(桃園)便は、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)に続き2社目。日台両国のLCCで、需要が見込まれる羽田-台北線の競争が激化するとみられる。

 福岡へはチャイナエアラインが1日2往復、エバー航空(EVA/BR)とキャセイパシフィック航空(CPA/CX)が1日1往復ずつ運航している。1月25日からは台湾のLCC、Vエア(VAX/ZV)が1日1往復で乗り入れる。

 中部には、日本航空(JAL/JL、9201)とキャセイパシフィック航空が1日1往復ずつ、チャイナエアラインが1日1往復を含む週11往復を運航。12月12日からはジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が1日1往復で、12月15日からはVエアが週4往復で乗り入れを開始した。2016年春の就航を目指すエアアジア・ジャパン(DJ)も1日2往復で開設を予定している。

運航スケジュール
台北-羽田(12月19日から)
IT216 台北(23:50)→羽田(翌日04:00)運航日:月水土日
IT217 羽田(05:00)→台北(07:50)運航日:月火木日

台北-福岡(2016年1月28日から)
IT240 台北(11:45)→福岡(14:50)運航日:月火木金日
IT241 福岡(15:50)→台北(17:25)運航日:月火木金日

台北-中部(2016年1月29日から)
IT206 台北(05:20)→中部(08:45)運航日:毎日
IT207 中部(09:45)→台北(12:10)運航日:毎日

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