エアライン, ボーイング, 機体 — 2015年7月29日 14:45 JST

厦門航空、アムステルダム就航 週3往復

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 中国南方航空(CSN/CZ)系の厦門(アモイ)航空(CXA/MF)は、厦門-アムステルダム線の運航を現地時間7月26日に開始した。今後予定しているシドニー便や北米路線などとともに、路線網を拡大する。

厦門-アムステルダム線の運航を開始したアモイ航空=14年8月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

 運航機材はボーイング787-8型機(ファースト4席、ビジネス18席、エコノミー214席、計236席)を投入する。週3往復の運航で、厦門発は火曜と木曜、日曜で、アムステルダム発は月曜と水曜、金曜。それぞれ翌日に到着する。

 MF811便は厦門を午後11時50分に出発し、アムステルダム着は翌日午前5時45分。折り返しのMF812便はアムステルダムを午後0時35分に出発し、厦門には翌日午前5時30分に到着する。航空連合・スカイチームに所属するKLMオランダ航空(KLM/KL)とコードシェアを実施する。

 同路線はKLMも2011年から、週3往復で運航している。アムステルダム発が火曜と木曜、日曜で、厦門発が月曜と水曜、金曜。777-200ERで運航している。両社便を合計すると、週6往復の運航となる。

 CXAは787-8を5機導入済みで、間もなく6機目を受領する見込み。長胴型の787-9は4機発注済み。

厦門-アムステルダム線の路線図(Aviation Wire作成)

 CXAの洪荻生(チャ・シャンルン)会長兼ゼネラルマネジャーは、2015年末までに厦門-シドニー線を運航すると明らかにした。2016年には北米路線への拡大も計画しているという。

 同社の国際線は、台北(松山・桃園)や高雄、ソウル、済州、クアラルンプール、ジャカルタ、マニラなど、アジア近隣諸国に運航している。日本路線は関空に就航。厦門便を3月29日に週3往復で再開し、福州便を7月1日から週6往復で開設した。厦門便は7月から1日1往復に増便した。福州便は8月から週5往復の運航となる。

運航スケジュール
MF811 厦門(23:50)→アムステルダム(翌日05:45)運航日:火木日
MF812 アムステルダム(12:35)→厦門(翌日05:30)運航日:月水金

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