エアライン — 2015年2月23日 16:30 JST

エアアジア、ASEAN域内有効の回数券 飛行時間で区分

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 エアアジア(AXM/AK)は現地時間2月23日、回数券タイプの航空券を販売すると発表した。ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国10カ国で有効の航空券で、飛行時間に応じクレジット数が異なる。

ASEAN諸国で有効な回数券の発売を開始したエアアジア=12年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 「エア・アジア・アセアン・パス(Air Aisa Asean PASS)」で、片道の飛行時間2時間未満を1クレジット、2時間以上を3クレジットとして計算。30日間有効の10クレジットタイプと、60日間有効の20クレジットタイプを用意した。10クレジットは499リンギット(約1万6300円)、20クレジットは888リンギット(約2万9000円)で提供する。

 クアラルンプールを拠点にした場合、プノンペン(カンボジア)やバンダアチェ(インドネシア)、ホーチミン(ベトナム)、シンガポールなどが1クレジット、シェムリアップ(カンボジア)やバリ、ジャカルタ(インドネシア)、バンコク(タイ)、ハノイ(ベトナム)、マニラ(フィリピン)などが3クレジットとなる。

 利用できる航空会社はAXMのほか、タイ・エアアジア(AIQ/FD)、エアアジア・インドネシア(AWQ/QZ)、フィリピン・エアアジア(APG/PQ)。で、マレーシアやインドネシア、シンガポール、タイ、ブルネイ、カンボジア、フィリピン、ラオス、ミャンマー、ベトナムの域内を発着する路線に限り使用できる。

 搭乗14日前までに航空券に交換して使用する。同一区間の航空券は1度だけ交換できる。例えば、クアラルンプールからシンガポールへの往路を利用した場合、同路線の復路を使用することはできない。空港使用料や座席指定料金などは別途必要となる。パスは有効期限は購入から1年以内。

 現在日本からはマレーシアリンギットのほか、米ドルなどで購入可能。同社によると、日本円での購入は4月開始を目処に検討しているという。

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Air Aisa Asean PASS(Air Asia)

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