エアバス, エアライン, 機体 — 2014年12月5日 12:30 JST

カタール航空、A350-900を13日受領へ 15年1月からフランクフルト線

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 カタール航空(QTR/QR)は現地時間12月13日、エアバスA350-900型機の初号機を仏トゥールーズで受領する。QTRは2015年1月、ドーハ-フランクフルト線に投入。商業運航をスタートさせる。

初飛行するカタール航空のA350初号機=14年10月 PHOTO: P. MASCLET, Master Films/Airbus

 初号機は10月2日にロールアウト。10月16日に初飛行の成功を発表していた。

 A350 XWBは3機種で構成。座席数はメーカー標準仕様で短胴型のA350-800が276席、A350-900が315席、A350-1000が369席で、エンジンは英ロールス・ロイス社製トレントXWBを搭載し、燃費を25%改善する。

 7月から8月にかけて、世界14都市で実施した路線実証飛行試験を終了。商業飛行時の運用性を実証した。11月19日にはアジアを歴訪するデモ飛行ツアーの一環として羽田に初飛来した。

 QTRはA350 XWBを運航させる最初の航空会社。A350-900を43機、A350-1000を37機の計80機を発注済み。11月末現在、40顧客から775機を受注。日本では、日本航空(JAL/JL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入する。

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カタール航空
Airbus
エアバス・ジャパン

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