エアライン — 2014年8月21日 16:08 JST

エア・ドゥ、11月に国際チャーター ドリーム号退役へ

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 エア・ドゥ(ADO/HD)は8月20日、2014年度下期の事業計画を発表した。下期の路線数は上期と同様13路線で、1日計37往復を運航。11月には同社初となる国際チャーター便の運航を、札幌-台北(桃園)線で予定している。

新塗装が施されたエア・ドゥの767=14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 札幌発羽田行きHD36便については、冬ダイヤが始まる10月26日からスケジュールを変更。札幌を午後8時10分に出発し、羽田に午後9時50分に到着する。これまでは午後8時50分に札幌を出発し、午後10時30分に羽田に到着していた。後続のHD38便は午後9時に札幌を出発。HD36便とHD38便の間隔を広げることで利用客の利便性を高めた。

 ボーイング737-500型機の特別塗装機、ベア・ドゥドリーム号(登録番号JA305K)は11月下旬に退役させる。767-300のうち、1機に新デザイン塗装を実施する。

 羽田-旭川線の1往復で、144席の737-700を286席から289席の767-300に機材変更。大型化して提供座席数の増加を図る。対象となるのは10月26日と27日、31日、12月22日、23日、2015年3月13日から15日のHD81便とHD82便。地元客の要望と、3月に旭川市内で開催されるクロスカントリーの国際大会「バーサーロペットジャパン」での需要増に対応する。

退役するドリーム号=11年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田-女満別線の1往復でも126席の737-500を286席から289席の767-300に機材変更。2015年2月19日から22日、3月12日から15日のHD77便とHD78便に設定し、流氷観光期間中の需要増に対応する。

 国際チャーター便については、関係当局と調整中。札幌-台北を2往復運航し、機材はボーイング737-700型機を使用する予定。

スケジュール変更
HD36 札幌(20:10)→羽田(21:50)

機材変更
羽田-旭川(737-700→767-300)
HD81 羽田(06:40)→旭川(08:20)
HD82 旭川(08:55)→羽田(10:40)
*10月26日と27日、31日、12月22日、23日、2015年3月13日から15日

羽田-女満別(737-500→767-300)
HD77 羽田(11:15)→女満別(13:00)
HD78 女満別(13:40)→羽田(15:40)
*2015年2月19日から22日、3月12日から15日

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