エアライン, 需要, 需要予測 — 2026年4月24日 18:55 JST

GW国際線予約、ハワイ前年超えも伸び悩み アジアは好調

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など国内の航空11社は4月24日、ゴールデンウイークの予約状況を発表した。国際線はアジア方面を中心に好調で、ANAはアジア・オセアニア方面の予約数が前年同期比27.1%増となっている。JALは北米と東アジアなどが好調に推移。一方で人気の高いハワイは、予約数は2社とも前年同期を上回っているものの、提供座席数の伸び率を下回っている。国内線は後半の日並びが良いことから好調で、北海道方面を中心に人気が高い。対象期間は29日から5月6日までの8日間。

航空各社が発表したゴールデンウイークの予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)

 11社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比10.3%増の50万8538人、国内線は11.8%増の248万1904人。提供座席数は国際線が5.6%増の62万4830席で、国内線は1.1%増の315万2372席となった。11社平均の予約率は国際線が3.5ポイント上昇し81.4%、国内線は7.5ポイント上昇し78.7%となっている。

ANA

人気のハワイ方面が伸び悩むゴールデンウイーク予約=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの予約数は、国際線が前年同期比16.5%増の20万7410人で、国内線が16.0%増の106万7126人。提供座席数は国際線が6.7%増の25万1060席で、国内線は0.6%増の132万3401席となった。予約率は国際線が6.9ポイント上昇し82.6%、国内線は10.7ポイント上昇し80.6%となっている。

 国際線の予約数は全方面で前年同期を上回り、このうちアジア・オセアニア方面は27.1%増の10万1171人で好調だ。ハワイ路線の予約数は23.7%増の1万5127人。提供座席数は25.4%増の2万528席で、予約率は73.7%となっている。国内線は、北海道と中国・四国方面で堅調に推移している。

 期間中のピークは、国際線は下り(日本発)が4月29日(91.9%)、上り(日本着)は5月5日(88.4%)。国内線は下りが5月2日(94.4%)、上りも2日(92.9%)が最も高い。

JAL

 JALグループの予約数は、国際線が前年同期比3.3%増の16万9302人で、国内線は8.0%増の78万4440人。提供座席数は、国際線が3.2%増の20万7088席、国内線は0.1%減の101万8360席となった。予約率は国際線が0.1ポイント上昇し81.8%、国内線は5.7ポイント上昇し77.0%となっている。

 国際線の方面別予約数では、東アジアを中心に前年を上回っている。ハワイ・グアムの予約数は19.9%増の1万7261人。提供座席数は27.7%増の2万4694席で、予約率が69.9%にとどまっている。国内線の予約率はゴールデンウイークとしては過去最高となった。方面別では北海道・沖縄が好調で、関西は予約数・提供座席数ともに前年同期をやや割り込んでいる。

 期間中のピークは、国際線は下り(日本発)が4月29日(92.5%)、上り(日本着)が5月5日(91.7%)。国内線は下りが4月29日(85.4%)、上りは5月2日(86.0%)が最も高い。

スカイマーク

 スカイマークの予約数は、国内線が前年同期比11.9%増の17万6417人、提供座席数は2.0%増の22万6029席。予約率は6.9ポイント上昇し78.1%となっている。国際線は運休が続いている。

 搭乗日別の国内線予約率は、下りが4月29日(85.9%)、上りは5月5日(85.6%)が最も高い。

スターフライヤー

 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)の予約数は、国内線が9.2%増の3万6735人、提供座席数は5.9%増の4万9822席。予約率は2.3ポイント上昇の73.7%となっている。国際線は運休中で、9月2日の再開を予定している。

 搭乗日別の国内線予約率は、下りは4月29日の85.2%、上りは5月3日の77.9%が最も高い。

エア・ドゥ

 エア・ドゥ(ADO/HD)の予約数は、前年同期比7.5%増の5万8842人、提供座席数は2.2%減の6万9232席。予約率は7.7ポイント上昇し85.0%となった。

 搭乗日別の予約率は、下り(北海道着)が4月29日の95.7%、上り(北海道発)は5月6日の90.1%が最も高い。

ソラシドエア

 ソラシドエア(SNJ/6J)の予約数は、前年同期比3.7%増の5万172人、提供座席数は10.2%減の6万5964席。予約率は10.2ポイント上昇し76.1%となった。

 搭乗日別の予約率は、下りが4月29日の86.7%、上りは5月5日の88.3%が最も高い。

ピーチ・アビエーション

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)の予約数は、国際線が前年同期比21.3%増の6万7443人、国内線が2.7%増の13万5611人、提供座席数は国際線が25.1%増の9万852席、国内線が4.0%増の18万304席。予約率は国際線が2.4ポイント低下し74.2%、国内線が1.0ポイント低下し75.2%となった。

ジェットスター・ジャパン

 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の予約数は、国際線が前年同期比39.7%増の2万2971人、国内線が6.2%増の11万7774人、提供座席数は国際線が29.0%増の2万5588席、国内線が0.7%増の14万4376席。予約率は国際線が6.8ポイント上昇し89.8%、国内線が4.2ポイント上昇し81.6%となった。

 搭乗日別の予約率は、国際線は日本発が5月1日(93.7%)、日本着は5日(92.6%)が最も高い。国内線は下りが2日の85.0%、上りは5日の81.5%が最も高い。

スプリング・ジャパン

 スプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)の予約数は、国際線が前年同期比40.3%減の1万116人、国内線が31.1%増の4692人。提供座席数は、国際線が39.3%減の1万4282席、国内線が2.14倍の1万1340席となった。予約率は、国際線が1.2ポイント低下し70.8%、国内線が26.2ポイント低下し41.4%となっている。

 搭乗日別の予約率は、国際線は日本発が4月29日(79.8%)、日本着も29日(81.5%)。国内線の下りが4月29日の72.0%、上りも29日の73.5%が最も高い。

ZIPAIR

 JAL傘下のZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)の国際線予約数は前年同期比4.7%増の3万1296人、提供座席数は10.1%減の3万5960席となった。予約率は12.3ポイント上昇し87.0%となっている。

 搭乗日別の予約率は、下り(日本発)が4月29日の99.5%、上り(日本着)は5月5日の93.7%が最も高い。

FDA

 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)の予約数は51.2%増の5万95人、提供座席数は27.8%増の6万3544席。予約率は12.2ポイント上昇し78.8%となっている。

 2026年度の値にはJALとのコードシェア(共同運航)を含むが、前年度分には含んでいない。

関連リンク
全日本空輸
日本航空
スカイマーク
スターフライヤー
エア・ドゥ
ソラシドエア
ピーチ・アビエーション
ジェットスター・ジャパン
スプリング・ジャパン
ZIPAIR
フジドリームエアラインズ

各空港のゴールデンウイーク予測
成田空港のGW予測、国際線前年超え 2.0%増159万人(26年4月23日)
羽田のGW、国際線94万人予測 前年比7%増(26年4月22日)

25年ゴールデンウイーク利用実績
GW国内線、日並び影響し伸び悩み ANA・JALは関西好調(25年5月7日)