エアライン, 企業, 官公庁 — 2026年4月2日 16:35 JST

JALとJR東日本、東北6市町で「二地域居住」実証事業 新幹線利用でマイル付与

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 日本航空(JAL/JL、9201)とJR東日本(東日本旅客鉄道、9020)は4月2日、都市と地方の2つの拠点で生活する「二地域居住」の体験プログラムを6月から開始すると発表した。東北地方を対象とした実証事業で、対象地域への訪問時に東北新幹線を往復利用した人に、対象路線の1往復相当分のマイルを付与する。

JR東日本と「二地域居住」の実証事業を始めるJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 対象地域は青森県黒石市、秋田県仙北市・にかほ市、山形県寒河江市・河北町・高畠町の6市町。定員は各自治体5人か10人で、4月13日から26日まで募集する。対象期間は6月1日から2027年1月31日まで。

 マイル付与の対象路線は羽田・伊丹-青森・秋田・山形の計6路線で、各路線の基本往復マイル数を付与する。地域ごとに指定の訪問回数が異なり、最低訪問回数が2回の場合はマイル付与は1度、4回の場合は2度。指定回数以上訪問し宿泊すること、東北新幹線とJALグループ運航便の対象路線を同じ回数利用することが条件で、JR東日本の会員サービス「えきねっと」と、JALのマイル制度「JALマイレージバンク(JMB)」会員を対象とする。

 JALとJR東日本は2月6日に、東日本エリアの地方創生に向けた連携強化に関する協定を締結(関連記事)。今回の実証事業は、両社と野村総合研究所(NRI、4307)系のNRIデジタル(横浜市)、対象6自治体の計9者でコンソーシアムを立ち上げ進め、二地域居住者の移動費の負担軽減を図る。交通事業者の枠組みを超えた事業となることから、国土交通省の「二地域居住先導的プロジェクト実装事業」に採択された。

 両社は実証事業を通じ、新幹線と航空の相互利用を促進するほか、地域の担い手不足解消や定住・関係人口の創出を目指していく。

関連リンク
東日本、二地域暮らし(JAL、4/13公開)
日本航空
JR東日本

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