日本航空(JAL/JL、9201)と、JALグループで沖縄を拠点とする日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)の2社は2月19日、国際線旅客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、2026年4-5月発券分を改定すると発表した。往復の場合、ハワイは3万5600円に引き下げ、欧米は5万8000円に据え置く。JALは燃油サーチャージ価格の基となる「適用条件表」について、2026年度分の一部を引き下げる。

26年4-5月発券分の燃油サーチャージを改定するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
対象は4月1日から5月31日発券分。日本発のひとり1区間片道あたりの燃油サーチャージは、ハワイを除く北米・欧州・中東・オセアニアは2万9000円を据え置き、ハワイ・インドネシア・インド・スリランカは1万7800円に引き下げる。
燃油サーチャージを見直す基準となるシンガポールケロシンの市況価格は、2025年12月から今年1月までの2カ月平均で1バレル84.26米ドル。同期間の為替平均は1米ドル156.27円で、円換算したシンガポールケロシンの市況価格は1万3166円だった。適用する条件表はZone H(1万3000円基準)を継続する。
前回の2月から3月発券分の基準となった、2025年10月から11月までの2カ月平均と比較すると、市況価格は1バレルあたり5.60ドル低下。為替平均は3.26円円安に振れ、円換算した市況価格は584円低下した。
26年4-5月発券分の燃油サーチャージ(括弧内は26年2-3月分)
北米・欧州・中東・オセアニア 29,000円(29,000円)
ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ 17,800円(18,500円)
タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ノヴォシビルスク 15,500円(15,500円)
グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・イルクーツク 9,500円(9,500円)
東アジア(除く韓国・モンゴル、沖縄-台北・高雄) 7,400円(7,400円)
韓国・極東ロシア、沖縄-台北・高雄 3,000円(3,000円)
関連リンク
国際線「燃油特別付加運賃」(JAL)
日本航空
日本トランスオーシャン航空
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