エアライン, ボーイング, 機体, 空港, 解説・コラム — 2026年1月17日 23:47 JST

JAL、成田-デリー就航 インド最大インディゴと3国間流動取り込み

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 日本航空(JAL/JL、9201)は1月17日、成田-デリー線を開設した。アジアと北米を成田で結ぶ3国間流動を取り込む路線で、週7往復(1日1往復)運航する。インド最大の航空会社インディゴ(IGO/6E)とコードシェア(共同運航)を実施し、デリーではインディゴの国内線に接続する。

成田空港でデリー行き初便の乗客に記念品を手渡すJALの鳥取三津子社長=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 運航スケジュールは、デリー行きJL749便が成田を午後8時15分に出発し、翌日午前3時着。成田行きJL740便は現地時間18日からで、午前4時35分にデリーを出発して、午後3時10分に到着する。機材はボーイング787-8型機の国際線用E03仕様で、座席数は2クラス206席(ビジネス30席、エコノミー176席)を使用する。

 成田発初便のJL749便(787-8、登録記号JA830J)には、乗客198人(幼児2人を含む)と乗員11人(パイロット3人、客室乗務員8人)を乗せ、62番スポットを午後8時21分に出発。A滑走路(RWY34L)を同41分に離陸した。飛行時間は約10時15分で、デリーには18日午前2時51分に着く見通し。

成田空港でJALのデリー行き初便JL749便を見送る鳥取三津子社長ら=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港で開かれたデリー線就航式典で挨拶するJALの鳥取三津子社長=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 成田空港で開かれた就航記念式典で、JALの鳥取三津子社長は「成田経由でインドから北米へ移動されるお客さまに大変利便性のいい時間帯をご用意した」とあいさつ。JALのインド路線は、羽田-デリー線、成田-ベンガルール線と合わせて3路線となり、羽田発着は主に日印間の2国間、成田発着はアジアと北米を結ぶ3国間の流動を取り込む。

 JALは成田から北米7都市(米国のロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンディエゴ、シカゴ、ボストン、カナダのバンクーバー)へ就航。また、アメリカン航空(AAL/AA)のダラス・フォートワース線とコードシェアを実施しており、成田から北米各地への乗り継ぎを考慮した運航スケジュールを設定し、主に西海岸の需要を狙う。

 インディゴとの提携について、鳥取社長は「インディゴはインド国内線が非常に充実しており、地上交通機関が日本ほどないので、非常に大きなチャンス。インド国内のネットワークをインディゴと一緒にやっていくことで、我々の成長にも大きく寄与する」と語った。

 また、JALは日本発需要を喚起する一例として、週末にゼロ泊でタージ・マハルを訪れるモデルプランを提案。成田を金曜夜に出発し、約10時間でデリーへ到着後、現地滞在時間が約25時間あるため、土曜日はタージ・マハルや周辺でのランチ、車で10分ほどのアグラ城などを訪れ、成田には日曜午後に到着できるとしている。

成田空港で開かれたデリー線就航式典でテープカットするJALの鳥取三津子社長ら=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JALの成田-デリー線初便の乗客に手渡された記念品=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港の62番搭乗口に展示されたJALの東京-デリー線にまつわる品々=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港でJALのデリー行き初便に搭乗する乗客=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港でデリー行き初便の乗客に記念品を手渡すJALの鳥取三津子社長=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港で横断幕を手にデリー行き初便JL749便の前で記念撮影に応じるJALの鳥取三津子社長ら=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港でJALのデリー行き初便JL749便を見送る鳥取三津子社長ら=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港でJALのデリー行き初便JL749便を見送る鳥取三津子社長ら=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港で横断幕を手にデリー行き初便JL749便の前で記念撮影に応じるJALの鳥取三津子社長ら=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

成田空港でJALのデリー行き初便JL749便を見送る鳥取三津子社長ら=26年1月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

260117_0669_787_jal-640
運航スケジュール
1/17から2/28まで
JL749 成田(20:15)→デリー(翌日03:00)
JL740 デリー(04:35)→成田(15:10)

3/1以降
JL749 成田(20:35)→デリー(翌日03:00)
JL740 デリー(04:35)→成田(15:20)

関連リンク
日本航空

インディゴCEOインタビュー
インド最大手インディゴ、A350で日本就航視野 CEO「訪日需要大きい」(25年6月3日)

JALのインド路線
JAL、デリー就航60周年 3代目制服で見送り、当時は欧州南回り(25年5月4日)
JAL、成田-ベンガルール就航5周年 北米-インド結ぶ路線に成長(25年4月11日)
JALと印インディゴ、12月からコードシェア開始(24年11月25日)
JALはなぜインド最大インディゴと組むのか 特集・レゲット常務に聞く「品質高い」LCCの実力(24年6月4日)