エアライン, ボーイング, 機体, 空港, 解説・コラム — 2026年3月3日 22:27 JST

ANA、国際線就航40周年で記念式典 2030年度に旅客・貨物1.3倍へ

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 全日本空輸(ANA/NH)は3月3日、国際線定期便就航40周年を迎え、成田空港で記念式典を開いた。同社初の国際線定期便は、成田-グアム線だった。

成田空港でANAの国際線就航40周年記念便となったパース行きNH881便の乗客に記念品を手渡す井上慎一社長ら(同社提供)

 ANA初の国際線は、1986年3月3日の成田発グアム行きNH11便で、ロッキードL-1011「トライスター」で運航された。3月現在の国際線ネットワークは世界40都市55路線で、2025年12月時点の累計搭乗者数は約1.7億人に達した。

 就航記念式典前には、当時を知る社員が歴代制服を着用し、トークセッションが行われた。パイロットは徳永伸広さん(現行制服)、客室乗務員は中川美紀さん(7代目制服)と秋山真子さん(現行制服)、整備士は内村昇一さん(2代目制服)と富田修平さん(現行制服)、グランドスタッフ(地上旅客係員)は橋間恵里さん(4代目制服)と小沼鈴奈さん(現行制服)、グランドハンドリングスタッフは宮田ふたばさん(現行制服)が登壇した。

国際線就航40周年を記念し成田空港で開かれた歴代制服を着用したANA社員によるトークショー(同社提供)

ANA国際線就航40周年の記念品と翼の王国3月号(同社提供)

 今後は2030年度までに国際旅客・貨物事業の規模を2025年度比1.3倍を目指す。機材面では、ドア付き個室型の新ビジネスクラスシート「THE Room FX」を導入したボーイング787-9型機を今年度以降、順次受領していく(関連記事)。

 3日は、パース行きNH881便(787-9、登録記号JA890A)が成田の54番スポットを午前11時5分に出発。ANAの井上慎一社長らが乗客に記念ステッカーと搭乗証明書、オリジナルタグをプレゼントし、ランプエリアで社員が横断幕を掲げて見送った。

成田空港で開かれた国際線就航40周年記念式典で挨拶するANAの井上慎一社長(同社提供)

 40年の歩みでは、1986年3月3日の成田-グアム線に続き、7月16日に成田-ロサンゼルス線、7月26日に成田-ワシントン線と、1年間に3路線を開設した。直近で開設した新路線は欧州3路線で、2024年12月3日に羽田-ミラノ線、2025年1月31日に羽田-ストックホルム線、2月12日に羽田-イスタンブール線を開設し、いずれも就航1周年を迎えている。

 40周年を記念し、記念商品の販売や機内誌『翼の王国』3月号の特集、特設サイトでの情報発信も展開。記念商品では「PEKO for ANA」アニバーサリーデザイン雑貨を2月27日から販売中で、国際線就航40周年記念のオリジナルボトルは3月17日午前10時から販売開始を予定している。

成田空港でANAの国際線就航40周年記念便となったパース行きNH881便の乗客を見送る社員ら(同社提供)

成田空港でANAの国際線就航40周年記念便となったパース行きNH881便を見送る社員ら(同社提供)

成田空港でANAの国際線就航40周年記念便となったパース行きNH881便を見送る社員ら(同社提供)

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