エアライン — 2026年6月2日 14:58 JST

JAL、フォークリフト教習機関の認定取得 航空業界初、資格取得まで一貫

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 日本航空(JAL/JL、9201)を中核とするJALグループで、航空貨物ハンドリングを担うJALカーゴハンドリング(JCH、千葉・成田市)は6月2日、フォークリフトの「登録教習機関」として千葉労働局長から認可を取得したと発表した。15日から自社のトレーニングセンターで「フォークリフト運転技能講習」を始める。航空業界で登録教習機関として認可を受け、外部向けに講習から「フォークリフト運転技能講習修了証」の取得まで提供するのは国内初だという。

フォークリフトの登録教習機関に認定されたJALカーゴハンドリング(JAL提供)

 講習は、学科講習と実技講習、修了証の交付までをJCHが担う。実施場所は、成田市前林のトレーニングセンター1と、千葉県芝山町の共和通商成田空港南部ロジスティックスセンター内にあるトレーニングセンター2。普通自動車免許などを持つ人向けの4日間・31時間コースと、普通自動車免許を持たない人向けの5日間・35時間コースを用意する。

 JALグループは、今年3月に発表した「JALグループ経営ビジョン2035」で、航空ネットワークや物流を人やモノのつながりを支える重要な社会インフラと位置付けた。国内物流業界では人手不足が深刻化しており、成田空港では2029年をめどとする機能拡張に伴い、貨物取扱量が現在の約200万トンから約300万トンへ増えることが見込まれている。

JALカーゴハンドリングのフォークリフト運転技能講習(JAL提供)

フォークリフトの登録教習機関に認定されたJALカーゴハンドリング(JAL提供)

 JCHは、航空貨物ハンドリングの現場で培ってきた教育・訓練のノウハウを、外部向けにも展開する。登録教習機関として認可を取得したことで、無資格からでも一貫してフォークリフトオペレーターを育成できる体制を整えた。これまで通常3カ月以上かかっていたフォークリフトオペレーターの基礎教育を、最短1カ月で完了できるようになり、航空貨物現場で必要な即戦力人材の育成につなげる。

 JALグループでは、グランドハンドリングを担うJALグランドサービス(JGS)でも、成田空港で外国人材の空港内運転資格取得を進めている。空港現場では人材確保と早期戦力化が課題となっており、JCHの登録教習機関化も、貨物ハンドリング現場で必要な技能人材を早期に育成する取り組みの一環となる。

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JALカーゴハンドリング
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