エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2025年12月8日 19:03 JST

JALとカリッタ、777-300ERSF貨物機に鶴丸ロゴ 成田-シカゴ増便

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 日本航空(JAL/JL、9201)は12月8日、貨物航空会社の米カリッタ航空(CKS/K4)とのコードシェア(共同運航)で運航しているシカゴ-成田線を、現地時間10日から週2往復増便し、週5往復にすると発表した。これを記念し、使用機材のひとつであるボーイング777-300ER型機を貨物機に改修した「777-300ERSF」(登録記号N769CK)に、JALの鶴丸ロゴとカリッタのロゴを描いた特別塗装を施した。

鶴丸が描かれたカリッタ航空の777-300ERSF(JAL提供)

 JALとカリッタは、今年5月10日からシカゴ-成田線のコードシェアを開始。当初は747-400Fでスタートし、現在は週3往復運航しており、10日から週5往復に増便する。増便分の成田着初日は11日となる。

 機材は既存の週3往復が777-300ERSF、増便分は747-400Fで運航。増便分の運航日は、シカゴ発が水曜と金曜、成田発は翌日で、運航スケジュールは成田行きJL6722/K4556便がシカゴを午前7時30分に出発し、午後3時30分に着く。シカゴ行きJL6727/K4557便は午後6時30分に成田を出発して、午後6時30分に到着する。

 ペイロードは747-400Fが約112トン、777-300ERSFが約100トンとなる。鶴丸が描かれる777-300ERSFは元エミレーツ航空(UAE/EK)の機体(A6-EBW)で、JALによる運航歴はない。

鶴丸が描かれたカリッタ航空の777-300ERSF(JAL提供)

鶴丸が描かれたカリッタ航空の777-300ERSF(JAL提供)

運航スケジュール
増便分
JL6722/K4556 シカゴ(07:30)→成田(15:30)水金、747-400F
JL6727/K4557 成田(18:30)→シカゴ(18:30)木土、747-400F

既存便
JL6746/K4550 シカゴ(01:30)→成田(翌日08:30)火木土、777-300ERSF
JL6747/K4551 成田(11:25)→シカゴ(12:30)水金日、777-300ERSF

関連リンク
日本航空
Kalitta Air
JAL CARGO

カリッタ航空、777-300ERSF改修貨物機を初受領 10月就航へ(25年9月16日)
JAL、カリッタ航空とコードシェア 777-300ER改修貨物機で成田-シカゴ(25年3月19日)