日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)と琉球エアーコミューター(RAC)、日本航空(JAL/JL、9201)沖縄支店、日本エアコミューター(JAC/JC)の4社がまとめた2025年10月の輸送実績速報値によると、JTAの旅客数は28万5062人(前年同月比9.1%増)、提供座席数は34万2210席(前年同月並み)、ロードファクター(座席利用率、L/F)は83.3%(6.9ポイント上昇)だった。

10月の利用率が83.3%だったJTA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
4社合計では、旅客数が67万9116人(8.6%増)、提供座席数が77万279席(1.7%増)、L/Fは88.2%(5.6ポイント上昇)だった。
JALの沖縄路線は、旅客数が34万7204人(7.7%増)、提供座席数は36万4861席(3.1%増)、L/Fは95.2%(4.0ポイント上昇)。路線別のL/Fは、羽田-那覇線が95.5%(3.0ポイント上昇)、伊丹-那覇線が94.9%(7.6ポイント上昇)だった。
羽田発着路線のうち、羽田-石垣線は旅客数が2万7241人(6.6%増)、提供座席数は2万9544席(1.8%減)、L/Fが92.2%(7.3ポイント低下)。宮古線は旅客数が1万4515人(34.0%増)、提供座席数は1万5186席(25.9%上昇)、L/Fは95.6%(5.8ポイント低下)だった。
JTAとRACの2社が運航する路線のうち、那覇-宮古線は旅客数が6万5970人(1.1%増)、提供座席数は7万4710席(11.7%減)、L/Fが88.3%(11.2ポイント上昇)だった。
RACの利用実績は、旅客数が4万2460人(15.2%増)、提供座席数が5万7400席(3.3%増)、L/Fは74.0%(7.7ポイント上昇)となった。
JACの利用実績は、旅客数が4390人(3.2%減)、提供座席数は5808席(前年同月並み)、L/Fは75.6%(2.5ポイント低下)だった。
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