日本航空(JAL/JL、9201)と、JALグループで沖縄を拠点とする日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)の2社は11月18日、国際線旅客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、沖縄発台湾行きの区分を変更すると発表した。JTAの国際線開設に伴うもので、航空券を発売する12月3日以降は沖縄発の適用額を変更する。

沖縄-台北・高雄間の燃油サーチャージ区分を変更するJTA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
適用額を変更するのは沖縄-台北・高雄間。現在の沖縄発は「東アジア」に区分しているが、12月3日以降は「韓国・極東ロシア」に区分を変更する。2026年1月31日までの発券分で適用する条件表Zone G(1万2000円基準)の場合、徴収額は「東アジア」の6200円から、「韓国・極東ロシア」の2500円に変更となる。
JTAは2月3日に、同社初の国際定期便として那覇-台北(桃園)線を開設。1日1往復運航する(関連記事)。
12/3以降の燃油サーチャージ
北米・欧州・中東・オセアニア 25,000円
ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ 16,000円
タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ノヴォシビルスク 13,000円
グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・イルクーツク 8,000円
東アジア(除く韓国・モンゴル、沖縄-台北・高雄) 6,200円
韓国・極東ロシア、沖縄-台北・高雄 2,500円
運航スケジュール
NU301 那覇(08:00)→台北(08:45)運航日:2/3-3/28の毎日
NU302 台北(10:00)→那覇(12:30)運航日:2/3-3/28の火水木金土日
NU302 台北(10:10)→那覇(12:30)運航日:2/3-3/28の月
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