エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2025年9月24日 10:03 JST

JAL、鹿児島の煙はオイルミスト 羽田行きJL644便が欠航

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 鹿児島空港で9月23日、日本航空(JAL/JL、9201)の羽田行きJL644便(ボーイング767-300ER型機、登録記号JA601J)が出発前にAPU(補助動力装置)を作動させたところ、煙とにおいが客室に流れ込み、乗客がターミナルへ避難するトラブルがあった。JALによると、煙は油が霧状になった「オイルミスト」で、詳しい発生原因を調べているという。

JALの767(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JL644便は定刻午前10時55分発で、乗客236人(幼児7人含む)と乗員9人(パイロット2人、客室乗務員7人)が乗っていた。この影響でJL644便は欠航となり、乗客は後続便で羽田へ向かった。

 当該機の座席数は3クラス252席で、ファースト5席、クラスJ 42席、普通席205席。煙が発火によるものではないことが確認されたことから、すでに羽田へ戻っており、オイルミストが発生した原因の調査を進めている。

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