エアバスは現地時間1月20日、インドネシア空軍向けの軍用輸送機A400Mの最終組立を開始したと発表した。初号機は今年末に引き渡す見通し。
最終組立が進むインドネシア空軍向けのA400M初号機(エアバス提供)
インドネシア国防省は2021年にA400Mを2機発注。初号機(MSN148)の最終組立はスペイン南部セビリアの最終組立工場で進めており、すでに水平尾翼への垂直尾翼の取り付けや主翼の胴体への結合を完了している。今後は動力装置とソフトウェアを取り付けた後、一連の機能テストを実施し、エンジンテストに進む見通し。2号機(MSN150)も近く最終組立を始める。
A400Mはターボプロップエンジン4基で飛行する輸送機。初号機(MSN7)は2013年8月1日にフランス空軍へ引き渡された。最大ペイロードは37トン、巡航速度は最大マッハ0.72、最大高度は3万7000フィート。2021年5月に100機目がスペイン空軍に引き渡された。2024年12月末時点で、9カ国合わせて130機が引き渡されている。
最終組立が進むインドネシア空軍向けのA400M初号機(エアバス提供)
最終組立が進むインドネシア空軍向けのA400M初号機(エアバス提供)
最終組立が進むインドネシア空軍向けのA400M初号機(エアバス提供)
最終組立を控えるインドネシア空軍向けA400Mの2号機(エアバス提供)
最終組立を控えるインドネシア空軍向けA400Mの2号機(エアバス提供)
最終組立を控えるインドネシア空軍向けA400Mの2号機(エアバス提供)
最終組立を控えるインドネシア空軍向けA400Mの2号機(エアバス提供)
・エアバスA400M、カザフスタンに初納入(24年12月11日)
・カザフスタン、A400Mを2機発注 24年納入開始(21年9月2日)
・エアバス、100機目のA400M納入(21年5月25日)
・エアバス・ミリタリー、A400M初号機を仏空軍に納入(13年8月3日)
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