エアバス, 官公庁, 機体 — 2021年9月2日 11:40 JST

カザフスタン、A400Mを2機発注 24年納入開始

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エアバスは現地時間9月1日、カザフスタン共和国から軍用輸送機A400Mを2機受注したと発表した。初号機は2024年に引き渡される見通し。

カザフスタンが2機発注したA400M(エアバス提供)

 グループの防衛宇宙部門エアバス・ディフェンス・アンド・スペースによると、ドイツ、フランス、イギリス、スペイン、トルコ、ベルギー、マレーシア、ルクセンブルクに続き、カザフスタンは9番目の運用国になる。今回の契約で、総受注機数は176機になった。

 A400Mはターボプロップエンジン4基で飛行する輸送機。初号機(MSN7)は2013年8月1日にフランス空軍へ引き渡された。最大ペイロードは37トン、巡航速度は最大マッハ0.72、最大高度は3万7000フィート。今年5月に100機目がスペイン空軍に引き渡された。

カザフスタンが2機発注したA400M(エアバス提供)

関連リンク
Defence – Airbus

エアバス、100機目のA400M納入(21年5月25日)
トルコ空軍向けA400Mが墜落 スペインで4人死亡(15年5月12日)
エアバス・ミリタリー、A400M初号機を仏空軍に納入(13年8月3日)