国土交通省航空局(JCAB)は、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、LCC 3社など、特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2023年10-12月期分を公表した。各社の定時運航率は直近の同年7-9月期から改善したところが多く、7-9月期は2社のみだった90%超えは4社に増え、10社とも80%を超えた。
10社のうち定時運航率が最も高かったのはスプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)で、3四半期連続で首位となった。2位は日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)だった。スプリング・ジャパンは10社で唯一、欠航が発生しなかった。
10社全体の定時運航率は前年同期と比べ3.85ポイント低下し85.34%、遅延率は3.85ポイント悪化し14.66%、欠航率は0.06ポイント改善し0.62%だった。遅延の原因は10社とも「機材繰り」で、欠航は「その他」が目立った。
—記事の概要—
・定時運航率
・遅延率
・欠航率
・航空会社ごとの定時運航率と遅延率、欠航率
・旅客数上位5路線
・利用率上位5路線
・利用率下位5路線
定時運航率
定時運航率は、スプリング・ジャパンが
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