エアライン — 2023年11月29日 12:30 JST

JTA、機体廃材活用の小物販売 整備士手作り、空自イベントで数量限定

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 日本航空(JAL/JL、9201)グループの日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は、航空機廃材をアップサイクル(作り替え)した商品を製作した。同社整備部門の社員が企画し手作りしたもので、キーホルダーやシートベルトから製作したバゲージタグなどを数量限定で用意し、12月10日に開催される航空自衛隊のイベントで販売。収益の一部は、沖縄県内の団体への寄付を予定している。

JTAの整備士が手作りしたシートベルト廃材利用のバゲージタグ(同社資料から)

 空自那覇基地で開催されるイベント「美ら島エアーフェスタ2023」にJTAブースを出展する。ブースではアップサイクル品販売のほか、試作品を展示。廃棄部品を使った子供向けワークショップも開催する。アップサイクル品は売り切れ次第終了となり、一部は抽選販売を予定する。イベントは12月10日午前9時から午後3時まで。

 JALグループは退役したボーイング777型機をリサイクルやアップサイクルすることにより、廃棄物の削減を進めている。ライフベストをポーチやサコッシュに作り替えるほか、シートカバーをカバンやペンケース、バゲージタグなどにアップサイクルしている。

JTAの整備士が手作りした廃材利用のキーホルダー(同社資料から)

関連リンク
日本トランスオーシャン航空
美ら島エアーフェスタ2023(航空自衛隊那覇基地)

JALグループのアップサイクル
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