ボーイングは現地時間10月26日(日本時間27日)、米国のサウスウエスト航空(SWA/WN)が737-7(737 MAX 7)を108機追加発注したと発表した。同社は737-7のローンチカスタマーで、同型機の受注は300機以上に増加した。
737-7は、737の発展型である737 MAXファミリーの中で胴体長がもっとも短く、最大座席数は1クラス172席、2クラス構成では138-153席。このクラスの機体でもっとも航続距離が長く、最大3800海里(約7040キロ)を飛行できる。737-700の後継機となる機体で、サウスウエストと加ウエストジェット(WJA/WS)の要望により、胴体長を737-700から約1.9メートル(76インチ)延長した。
サウスウエストは世界最多の737保有航空会社で、現行の737-700を737-7に置き換え、運航コストやCO2(二酸化炭素)排出量を削減する。
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Southwest Airlines
Boeing
ボーイング・ジャパン
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