エアライン — 2023年8月18日 17:20 JST

FDA、CA制服を御朱印帳に 整備士つなぎはトートバッグ、アップサイクル第2弾

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は8月18日、客室乗務員(CA)の制服や整備士らの「つなぎ」を再利用した商品を開発し、販売すると発表した。アップサイクル(作り替え)プロジェクトの第2弾で、CAの制服は御朱印帳に、つなぎはトートバッグに作り替える。FDAのオンラインショップで順次販売し、数量限定で用意する。

制服をアップサイクルした御朱印帳を手にするFDAの客室乗務員(同社オンラインショップから)

 CAの制服から製作した御朱印帳は、タテ180ミリ、ヨコ120ミリ。1つひとつデザインが異なる6種類を15冊限定で用意する。販売開始は8月19日午後8時を予定する。価格は税込み1万円。

 トートバッグは整備士のほか、FDA便のグランドハンドリング(地上支援)業務を担う鈴与グループのエスエーエスのスタッフが着用していたつなぎを再利用した。大きさはタテ340ミリ、ヨコ450ミリから600ミリ。グレートブルーの2色を3点ずつ計6店用意する。販売開始は9月9日午後8時を予定する。価格は税込み2万円。

 FDAはアップサイクルプロジェクトの第1弾として、機内に搭載していたライフベストを再利用したサコッシュとミニ財布を製作。FDAが拠点とする県営名古屋空港がある愛知・豊山町のふるさと納税の返礼品として提供している。

FDAのCA制服をアップサイクルした御朱印帳(同社オンラインショップから)

つなぎをアップサイクルしたトートバッグを手にするFDAのスタッフ(同社資料から)

FDAのつなぎをアップサイクルしたトートバッグ(同社資料から)

関連リンク
フジドリームエアラインズ
FDAオリジナルグッズのお店

ライフベスト再利用の第1弾
FDA、廃棄ライフベストでサコッシュ・ミニ財布 豊山町ふるさと納税(23年4月17日)

部品再利用のアップサイクル品
ANAと川重、エンジンブレードなどアップサイクル 廃材や端材活用(23年7月20日)
ANA、廃棄シートカバーから手作りルームシューズ オンワード商事と共同開発(22年11月10日)
JAL、退役777国内で解体 取り下ろし部材に“ストーリー性”、ガチャなど新たな商品に(22年11月9日)
JAL、廃棄ライフベストで作ったサコッシュ(22年8月21日)
廃材ファンブレードでアート JAL、羽田で展覧会(21年12月3日)
JAL、廃棄ライフベスト再利用したポーチ 1000個限定(21年10月23日)