エアライン — 2023年5月31日 21:38 JST

台風2号、6/1は欠航310便超で2.6万人影響 那覇は全便欠航

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 大型で強い台風2号は、沖縄県宮古島の南約250キロを1時間におよそ10キロの速さで北北東へ進んでいる。あす6月1日は、航空各社の那覇空港を発着する全便が欠航となり、ターミナルも終日閉館が決まった。那覇以外にも沖縄・奄美方面の便に多くの欠航が出ており、全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)、LCC各社なども合わせると、1日は310便以上の欠航が決まり、約2万6270人に影響が出る見通し。

31日20時の台風2号の経路図(気象庁のサイトから)

 気象庁によると、台風2号は5月31日午後8時50分の時点で中心気圧965ヘクトパスカル、最大風速35メートル、最大瞬間風速50メートルで、中心から165キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。1日は午前6時に宮古島の南約120キロ、午後6時には那覇市の南西約160キロに到達する見込み。

ANA

 ANAでは、1日は那覇と宮古、石垣の3空港を発着する全便の欠航が決定。国内線112便が欠航し、約8000人に影響が及ぶ見通し。2日も一部便の欠航が決定している。

 31日は、那覇と宮古、石垣を発着する国内線33便が欠航し、約1550人に影響が出た。

JAL

 JALでは、1日は那覇と宮古、石垣の3空港を発着する全便の欠航が決定。奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部、与論、北大東、南大東、久米島、多良間、与那国の発着便も、一部欠航が決定しており、1日は国内線74便の欠航が決定し、約6410人に影響が及ぶ見込み。

 2日は、羽田-那覇線や鹿児島-奄美大島線など国内線60便の欠航が決まり、約3930人に影響が出る見込み。

 31日は、羽田発那覇行きJL923便など国内線7便が欠航し、約620人に影響が生じた。

スカイマーク

 スカイマークでは、1日は那覇と下地島を発着する全42便の欠航が決定。約3300人に影響が出る見通し。

 31日は、下地島発着全8便と午後7時50分以降に那覇を発着する5便の全13便が欠航となり、約950人に影響が及んだ。

ソラシドエア

 ソラシドエア(SNJ/6J)では、1日は那覇発着全便など計26便の欠航が決まり、約1450人に影響が出る見込み。

 31日は、全5便が欠航し、約240人に影響が出た。

ピーチ

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)では、1日は那覇発着全便など計46便の欠航が決定し、5689人に影響が及ぶ見込み。

 31日は、石垣発着の国内線8便が欠航し、808人に影響が生じた。

ジェットスター・ジャパン

 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)では、1日は那覇、下地島発着の国内線全14便の欠航が決まり、1424人に影響が及ぶ見通し。

 31日は、成田-下地島線2往復が欠航となり、120人に影響が出た。

 そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。

関連リンク
台風情報(気象庁)
運航の見通し(JAL)
運航の見通し(ANA)
スカイマーク
運航状況(スターフライヤー)
運航の見通し(エア・ドゥ)
ソラシド エア
新着情報(日本トランスオーシャン航空)
日本エアコミューター
運航情報(フジドリームエアラインズ)
アイベックス
オリエンタルエアブリッジ
運航情報(ピーチ・アビエーション)
ジェットスター・ジャパン
スプリング・ジャパン

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