エアライン, 空港 — 2022年10月14日 13:30 JST

広島空港、民営化後初の国際線 23年1月からチャイナエアライン、2年9カ月ぶり

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 広島空港を運営する広島国際空港(HIAP)は10月14日、国際線を2023年1月から再開すると発表した。台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が現地時間1月4日から、台北(桃園)-広島線を再開する。同路線は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により2020年3月18日に運休しており、2年9カ月ぶりの再開となる。また国際線は民営化後初の運航となる。

23年1月に国際線を再開する広島空港=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 台北-広島線は週4往復で、台北発を月曜と水曜、木曜、土曜に、広島発を火曜と木曜、金曜、日曜に運航する。運航スケジュールは、広島行きCI112便が台北を午後5時20分に出発し、午後8時40分着。台北行きCI113便は翌5日からで、午前9時30分に広島を出発し、午前11時30分に到着する。機材はエアバスA321neo(2クラス180席:ビジネス12席、エコノミー168席)を投入する。

 広島空港の国際線は2020年3月23日の運航を最後に全便を運休。HIAPの中村康浩社長は「待望の国際線復便。これを第1歩として国際線航空ネットワークの拡充に努める」とコメントした。国際線は今回再開する台北線を含め7路線で、このうちシンガポールとソウル(仁川)の2路線は無期限運休となっている。

 同空港は2021年7月1日に民営化され、HIAPが運営。同社には三井不動産(8801)など16社が参画している。

運航スケジュール
CI112 台北(17:20)→広島(20:40)運航日:月水木土
CI113 広島(09:30)→台北(11:30)運航日:火木金日

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