ボーイング, 企業, 機体 — 2022年7月20日 08:08 JST

三菱重工とボーイング、カーボンニュートラル実現へ覚書 SAFや電動化など協業

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 三菱重工業(7011)とボーイングは7月19日、持続可能な航空産業の実現に向けた協業を行う覚書(MoU)を締結したと発表した。代替燃料「SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)」や水素、電動化などの分野で協業し、2050年のカーボンニュートラル実現を目指す。

ボーイングと覚書を締結した三菱重工=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 SAFや水素、電動化以外にも環境に配慮した素材やCO2(二酸化炭素)回収、環境負荷ゼロに貢献する推進技術、新しい機体コンセプトなどの分野で協業。持続可能な航空産業の実現に向けた協力体制を構築する。

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