エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2022年3月17日 19:29 JST

ANA、24日まで羽田-仙台臨時便 秋田は19日まで787投入

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 全日本空輸(ANA/NH)は3月17日、定期便を運航していない羽田-仙台間の臨時便を24日まで継続すると発表した。福島県沖を震源とする地震の影響で、東北新幹線が一部運休しているため。また、19日までの羽田-秋田線は17日と同様、一部便の機材をボーイング787-8型機に大型化する。

仙台空港を出発する羽田行き臨時便NH1504便=22年3月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 18日に運航する羽田-仙台間の臨時便は、羽田を午前9時10分に出発する仙台行きNH1501便をはじめ3往復6便。機材はいずれも767-300ER(2クラス202席)を投入する。

 19日から24日までは1日4往復運航。機材は朝の1往復(NH1501/1502)のみ737-800(2クラス166席)、残り3往復は767-300を使用する。

 一方、17日に運航した羽田-福島間は設定しない。

 18日と19日の羽田-秋田線は1日5往復のうち、1往復を787-8に大型化。座席数は2クラス335席で、変更前のエアバスA321型機(2クラス194席)から141席(約1.7倍)増える。対象便は18日が羽田午後6時15分発秋田行きNH407便と、秋田午後8時発羽田行きNH410便。19日が羽田午前10時5分発秋田行きNH403便と、秋田午前11時50分発羽田行きNH406便となる。

 17日は臨時便を羽田-仙台間に3往復6便、羽田-福島間に2往復4便設定。大型化は羽田-秋田線のうち1往復(NH407/410)をA321から787-8に変更した。

 JR東日本によると、東北新幹線は地震による脱線の影響で、那須塩原-盛岡駅間の上下線で運転を終日見合わせており、運転再開の見通しは立っていない。

*仙台も一部787投入。記事はこちら

臨時便の運航スケジュール
3/18
羽田-仙台
NH1501 羽田(09:10)→仙台(10:10)
NH1502 仙台(11:00)→羽田(12:00)
NH1503 羽田(12:40)→仙台(13:40)
NH1504 仙台(14:20)→羽田(15:20)
NH1505 羽田(18:00)→仙台(19:00)
NH1506 仙台(20:00)→羽田(21:00)

3/19-24
羽田-仙台
NH1501 羽田(07:15)→仙台(08:15)
NH1502 仙台(08:55)→羽田(09:55)
NH1503 羽田(09:10)→仙台(10:10)
NH1504 仙台(11:00)→羽田(12:00)
NH1505 羽田(12:40)→仙台(13:40)
NH1506 仙台(14:20)→羽田(15:20)
NH1507 羽田(18:00)→仙台(19:00)
NH1508 仙台(20:00)→羽田(21:00)

関連リンク
地震情報(気象庁)
気象庁
運航の見通し(ANA)
運航の見通し(JAL)

臨時便
ANA、羽田-仙台に787 20日と21日、国際線仕様も(22年3月18日)
JAL、22日まで東北5路線で臨時便 定期便ない羽田-仙台・花巻も(22年3月18日)

臨時便初便
ANA、定期便ない仙台・福島へ臨時便出発(22年3月17日)
JAL、東北新幹線運休で臨時便 羽田-仙台や山形、秋田、三沢、花巻(22年3月17日)

地震関連
なぜ羽田-仙台定期便は飛んでいないのか 臨時便は受験生も利用(21年2月23日)
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