エアバス, エアライン, ボーイング, 機体 — 2021年12月3日 12:53 JST

エミレーツ航空、A380や777大規模改修 105機にプレエコ

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 エミレーツ航空(UAE/EK)は、ボーイング777型機とエアバスA380型機の大規模改修を2022年末から実施する。対象は105機で、2020年12月にお披露目したプレミアムエコノミーを設ける。

エミレーツ航空のA380に新設されたプレミアムエコノミーを紹介する客室乗務員(同社提供)

 内訳は777が53機、A380が52機。プレエコを導入するほか、777には1-2-1席配列の新しいビジネスクラスへの改修も検討している。777のプレエコは24席で、ビジネスクラス直後のエコノミークラス5列を撤去し、2-4-2席配列で新設する。A380は56席で、メインデッキ(1階席)前方に2-4-2席配列で設ける。

 改修は2022年末から18カ月の計画で、ドバイの同社エンジニアリング・センターで実施。完了後にプレエコを搭載する機材は、今年12月までに受領予定のA380新仕様機6機を含め、総数111機になる。

 同社のA380は11月に最終号機が引き渡される予定だったが、現在は年内となる見込み。同機が納入されると、A380は完納となる。

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