空港 — 2021年9月13日 14:00 JST

広島空港、ターミナル改修開始 出発ロビーに膜天井、災害耐性強化

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 広島空港を運営する広島国際空港会社(HIAP)は9月13日から、旅客ターミナルビルのリニューアル工事を開始した。2階出発ロビーの天井を改修し、自然災害への耐性を強化する。段階的に工事を進め、2023年3月31日の終了を目指す。今回の改修工事は、7月の民営化後初の大規模リニューアル工事となる。

広島空港のターミナル2階完成イメージ(HIAPの資料から)

ターミナルの改修工事を開始した広島空港=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 現在は吊り天井となっているターミナル2階の出発ロビー天井を、膜材を使用する「膜天井」に変更する。膜天井は軽く丈夫な特徴があり、導入により自然災害への耐性強化につながる。膜材を使用した天井はデザインの自由度が高いことから、折り鶴をイメージしたデザインを導入し、「平和への願い」を表現する。また膜天井部分に間接照明を使用し、折り天井を立体的に表現する。

 リニューアル工事は国内線ロビーのある東工区から進め、その後、国際線ロビーがある西工区に着手。工期は東工区が9月13日から2022年5月31日までの8カ月間、西工区が2022年4月1日から2023年3月31日までの1年間を予定し、このほか旅客と貨物の両ターミナルビルの軒天井も施工する。

 これまで国が管理してきた広島空港は、7月1日に民営化。HIAPは今年2月1日からターミナルビル施設と駐車場の運営を開始し、7月1日に滑走路などを含む空港運営事業を始めたことで民営化をスタートした。当初は4月1日の民営化を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により3カ月後ろ倒しとなった(関連記事)。

東と西の工区に分け工事を進める広島空港のターミナル2階見取り図(HIAPの資料から)

天井に折り鶴をイメージしたデザインを導入する広島空港のターミナル2階見取り図(HIAPの資料から)

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