エアライン — 2021年8月12日 13:40 JST

ANA、9月の国内線6560便減便 運航率69%

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 全日本空輸(ANA/NH)は8月12日、国内線を8月後半は10路線175便を追加減便し、9月は80路線6560便を減便すると発表した。期間は8月の追加減便が23日から31日まで、9月は1日から30日まで。運航率は8月が64%、9月が69%といずれも7割を下回る。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によるもの。

9月の国内線を6560便減便するANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 8月23日から9月30日までの期間中、羽田発着の幹線4路線は伊丹線を減便前の1日15往復から14-15往復に減便し、札幌(新千歳)線は16往復を12-16往復に、福岡線は18往復を14-18往復に、那覇線は13-14往復を12-13往復に、それぞれ減便する。

 期間中に1便も運航しない運休路線は8路線。国際線に接続する成田発着が中部、札幌、仙台、新潟、那覇の5路線のほか、札幌-那覇線、広島-札幌線、岩国-那覇線を運休する。

 一部の日が運休となるのは14路線で、中部発着が女満別、旭川、函館、福岡、新潟、松山、宮崎の7路線、新千歳発着が富山、小松、岡山の3路線、那覇発着が高松、松山、熊本の3路線、福岡発着は宮崎線が対象になる。

 日本航空(JAL/JL、9201)も11日に9月後半の減便を発表。9月の運航率は73%となり、羽田空港第1ターミナル北ウイングの保安検査場Eを、お盆休み明けの8月16日から当面閉鎖する(関連記事)。

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