エアバス, エアライン, 機体 — 2021年7月22日 16:34 JST

エアバス、天津デリバリーセンターでA350初納入 中国東方航空へ

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 エアバスは現地時間7月21日、中国・天津のワイドボディー・コンプリーション&デリバリー・センター(C&DC)でA350-900型機を初納入した。エアバス機の運航規模では世界2位の中国東方航空(CES/MU)へ引き渡した。

天津のコンプリーション&デリバリー・センターで初納入された中国東方航空のA350-900(エアバス提供)

 同センターは2017年9月から中型機のA330を中国の顧客へ引き渡してきたが、今後は大型機のA350も納入する。A320の最終組立工場などと同じ敷地にあり、完成済み胴体へのシートなど客室設備の取り付けや機体の塗装、飛行テスト、顧客への引き渡しなどの最終工程を担う。

 中国東方航空は6月末時点で、A320ファミリーを349機、A330ファミリーを55機、A350を9機の計413機のエアバス機を運航している。

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