エアバス, 機体 — 2018年10月1日 13:55 JST

エアバス、天津工場開設10周年 380機以上納入

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 エアバスは現地時間9月28日に、中国・天津の最終組立工場(FALC)の開設10周年を迎えた。FALCではA320ファミリーを製造し、稼働以来380機以上を引き渡した。

開設10周年を迎えたエアバスの天津最終組立工場(同社提供)

 FALCは2008年にオープン。エアバスと天津港保税区(TJFTZ)、中国航空工業集団公司(AVIC)とのJV(共同事業)で発足し、仏トゥールーズ、独ハンブルクに続く3カ所目の拠点で、欧州以外では初めての施設として稼働している。

 天津製初号機の引き渡しは2009年6月で、四川航空(CSC/3U)に納入。以来、四川航空のほか、中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)や北京首都航空(CBJ/JD)、深セン航空、長龍航空(CDC/GJ)、中国東方航空(CES/MU)、中国南方航空(CSN/CZ)、エアアジア(AXM/AK)など、中国の航空各社を中心に引き渡している。

 現在の従業員数は730人以上で、月産レートは4機。2019年初頭に5機、2020年に6機と、段階的な引き上げを予定する。

 2017年9月には、同じ敷地内にA330型機の「コンプリーション&デリバリー・センター(C&DC)」を開設。機体引き渡しまでの最終工程を担う施設で、これまでに7機引き渡している。

エアバスの天津最終組立工場稼働10周年を記念したパネル(同社提供)

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Airbus
エアバス・ジャパン

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