エアライン, 企業 — 2021年7月14日 18:25 JST

スターフライヤー、CA・地上係員のスマホに無線機集約 IP無線アプリ導入

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 サイエンスアーツ(新宿区)は7月14日、同社が開発したIP無線アプリ「Buddycom(バディコム)」をスターフライヤー(SFJ/7G、9206)が客室乗務員、グランドスタッフ(地上係員)、バックオフィス間の情報連携ツールとして採用したと発表した。Buddycomを客室乗務員が使用するのは国内初で、スターフライヤーは空港間のやり取りへの展開も視野に入れる。

スターフライヤーが導入したBuddycom(サイエンスアーツ提供)

 Buddycomは、携帯電話回線やWi-Fi(無線LAN)のデータ通信を利用し、スマートフォンやタブレットなどの端末をトランシーバーや無線機のように利用できるチームコミュニケーションサービス。音声のほか、映像を使った通信にも対応している。

 従来スターフライヤーが使用していた無線機はランニングコストが高く、利用できるエリアに制限があったという。また音声のみのやり取りだったことから、紙を使った情報伝達が必要になる場面もあり、スマートフォン導入を機にシステムを見直した。

 スターフライヤーは業務ツールをスマートフォン1台に集約することにし、音声アプリを選定。「安定した音声での通信」「チャットによるメッセージの送信と音声による自動読み上げ」「通話履歴の再生機能」「Push to Talkが可能なイヤホンがある」などの理由からBuddycomを選定したという。

 Buddycomの導入により、端末の2台持ちが解消されたことから、1台当たり数千円のコスト削減につながったという。また、Windowsパソコンでデスクトップ版も羽田空港内のオフィスに導入し、スマートフォン版を使用する客室乗務員やグランドスタッフとテキストメッセージをやり取りしており、今後は本社のある北九州空港への展開も検討するという。

関連リンク
Buddycom(サイエンスアーツ)
スターフライヤー

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