エアライン — 2021年6月3日 12:47 JST

ルフトハンザ・カーゴ、777F追加導入 年末に11機目

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 ルフトハンザ・カーゴ(GEC/LH)は、ボーイング777F貨物機を年末までに1機を追加導入する。現在9機の777Fを運航しており、今秋受領する機体と合わせて11機になる。

777Fを追加導入するルフトハンザカーゴ=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 777Fの最大貨物搭載量は102.87トンで、退役が進むマクドネル・ダグラス(現ボーイング)MD-11F型貨物機は93,23トンだった。777Fは旅客機の777-200LRを母体に開発された貨物機で、旅客機の客室にあたるメインデッキの左側後部には、3.7メートル×3.1メートルの大型ドアを設け、貨物の搭降載をしやすくしている。航続距離は9000キロを超える。

 今回の777Fの追加導入で、ルフトハンザグループの貨物機はドイツポストと合弁で設立した貨物航空会社アエロロジック(BOX/3S)の機体も合わせると15機体制になる。

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