エアライン, 空港 — 2021年5月27日 18:11 JST

ZIPAIR、成田-ホノルル7月再開 プリクリアランスで自己隔離免除

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 ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)は5月27日、運休中の成田-ホノルル線を7月21日から週1往復で再開すると発表した。約半年ぶりの運航再開に合わせ、ハワイ到着後に必要となる手続きを日本出発時に一部実施する「プリクリアランス(事前検疫審査)」を始める。

*再開初便の記事はこちら

成田-ホノルル線を再開するZIPAIR=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 運航スケジュールは、ホノルル行きZG2便が成田を午後7時15分に出発し、同日午前7時55分着。成田行きZG1便は午前9時55分にホノルルを出発し、翌日午後1時15分に到着する。運航日は成田発が水曜、ホノルル発が木曜で、いずれも10月までの夏ダイヤ期間中のスケジュールとなる。航空券の販売は5月27日午後6時から。

 機材はボーイング787-8型機で、座席数は2クラス290席。フルフラットシートを採用したビジネスクラスにあたる「ZIP Full-Flat(ジップ・フルフラット)」が18席、エコノミークラス「Standard(スタンダード)」が272席となる。

 片道運賃は、ビジネスクラス「ZIP Full-Flat Value」が5万9800円から53万5000円、エコノミークラス「Standard Value」が1万9800円から39万2000円で、2歳未満6歳以下の子供運賃「U6 Standard Value」は7000円で販売する。現地発券の場合は、ZIP Full-Flat Valueが544米ドル(約5万9000円)から7607ドル、Standard Valueが180ドルから3082ドル、U6 Standard Valueは64ドルとなる。子供運賃以外は空席連動運賃で、このほかに空港使用料や税金が必要となる。

フルフラットベッドになるZIPAIRの「ZIP Full-Flat」=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ハワイ州は日本からの渡航者に対し、フライト出発前72時間以内に同州指定医療機関で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査を受け、陰性証明書を提示することで、ハワイ到着後10日間の自己隔離(自主検疫)を免除する「事前検査プログラム(Pre-travel Testing Program)」を実施。プリクリアランス開始により、同プログラム利用者は日本出発時にZIPAIRのスタッフが必要な書類審査を実施することで、ハワイ到着時に州検疫係員による自己隔離免除の手続きが不要になる。

 ZIPAIRは、ホノルル線再開にあたり機内の抗ウイルス・抗菌コーティングを実施。予約時には出発前PCR検査(ハワイ州指定陰性証明書付き)を受けられるオプション「出発前PCR検査オプション」を販売する。成田空港内の提携機関でPCR検査を受けられ、出発当日に空港内で陰性証明書を受け取れる。料金は3万500円。

 成田-ホノルル線は2020年12月19日に就航したが、新型コロナの感染拡大により、今年1月31日にホノルルを出発して翌2月1日に成田へ到着したZG1便を最後に運休している。

運航スケジュール
ZG2 成田(19:15)→ホノルル(07:55)運航日:水
ZG1 ホノルル(09:55)→成田(翌日13:15)運航日:木

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機内の動画(YouTube Aviation Wireチャンネル
ZIPAIR 787-8 JA822J機内公開 フルフラットシートも

写真特集・ZIPAIR 787-8の機内
(1)フルフラット上級席ZIP Full-Flatは長時間も快適
(2)個人用モニターなし、タブレット置きと電源完備のレカロ製普通席
(3)LCC初のウォシュレット付きトイレ