エアライン, ボーイング, 機体 — 2021年1月12日 22:50 JST

アトラスエアー、747-8F貨物機4機購入 最終生産分

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 ボーイングは現地時間1月12日、アトラスエアー(GTI/5Y)などを傘下に持つアトラス・エア・ワールドワイドが747-8F型貨物機を4機発注したと発表した。「ジャンボ」の愛称で親しまれた747の最新型である747-8は、2022年に生産完了を予定しているが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で世界的に航空貨物需要が高まっていることから、アトラスは発注を決めた。

アトラス・エア・ワールドワイドが発注した747-8F貨物機のイメージイラスト(ボーイング提供)

 747-8Fの最大積載量は137.7トンで、旧世代の747と比べて燃費が16%改善し、積載量が20%増え、エンジンの静粛性も30%向上する。今回の4機は、ワシントン州シアトル近郊のエバレットにある747-8の最終組立工場で製造される最後の4機となる。ボーイングは2020年7月に747-8の生産完了を発表しており、アトラスは通販やエクスプレス貨物の需要拡大に対応するために導入する。

 アトラスは現在53機の747を保有しており、747貨物機の運航会社では世界最大。787の主要部位を日本などから米国の最終組立工場へ運ぶ専用貨物機747-400LCF「ドリームリフター(Dreamlifter)」も、アトラスが運航している。また、通販世界最大手アマゾンの自社貨物便「Amazon Air」の767貨物機の運航も受託している。

 ボーイングの2020年11月末時点の受注実績によると。747-8は旅客型を57機、貨物型を138機受注。このうち旅客型は47機、貨物型は94機引き渡している。

 747-8Fは、日本の航空会社では日本貨物航空(NCA/KZ)が導入。一方、旅客型を導入した会社はない。

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Atlas Air Worldwide
Boeing
ボーイング・ジャパン

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