エアライン — 2020年7月3日 18:45 JST

ジェットスター・ジャパン、就航8周年 片岡社長、旅客と社員に感謝

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 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は7月3日、就航8周年を迎えた。成田空港では8周年を記念し、同社の片岡優社長のほか社員有志が札幌行きGK109便を見送った。

札幌行きGK109便を見送るジェットスター・ジャパンの片岡社長(右)ら=20年7月3日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 片岡社長は「大きな事故もなく運航できた」と8年間を振り返り、旅客のほか社員にも感謝する姿勢を示した。

 GK109便(エアバスA320型機、登録記号JA04JJ)は、ほぼ満席となる180人(幼児1人含む)が利用。乗客は旅行者のような若い男女のほか、ビジネスマン風の男性客も目立った。成田空港の163番駐機場(スポット)を、定刻より3分遅れの午後0時3分に出発し、定刻より3分遅れの午後1時48分に札幌へ到着した。

 ジェットスター・ジャパンは2012年7月3日、3機のA320(1クラス180席)で、成田-札幌線と福岡線の2路線でスタート。現在は25機のA320で、国内線23路線と国際線6路線の計29路線を運航している。

 現在は中国から拡散したコロナウイルスの影響により、国内・国際線ともに運休・減便が続いている。このうち国内線は一部路線で減便を継続するものの、7月23日から全23路線の運航を再開。片岡社長は7月3日に、年内の全便復便は難しいとの認識を示し、2021年以降に復便する意向を明らかにした(関連記事)。

 国際線は現在のところ成田-香港線は8月31日まで運休し、ほかの5路線は7月31日までの運休を予定する。

成田空港163番搭乗口で札幌行きGK109便の乗客を見送るジェットスター・ジャパンの片岡社長(右)ら=20年7月3日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

横断幕を掲出し就航8周年への謝意を示すジェットスター・ジャパンの片岡社長(右から2人目)=20年7月3日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

成田を出発したジェットスター・ジャパンの札幌行きGK109便=20年7月3日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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