エアライン, 空港 — 2020年6月16日 21:23 JST

ジェットスター・ジャパン、国内全路線7月23日再開 国際線は運休続く

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は6月16日、国内全23路線の運航を7月23日から再開すると発表した。現時点では成田-札幌(新千歳)、福岡の2路線を減便して運航しており、6月19日の国内5路線を皮切りに順次再開していく。7月の減便は計画に対し53.9%にあたる1682便で、1日から9日の減便率は76.8%だが、10日から21日は66.4%、22日から31日は19.5%と徐々に改善し、運航する便数が増えていく。一方、国際線6路線は全便運休を継続する。

国内線を順次再開するジェットスター・ジャパン=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 16日現在、ジェットスター・ジャパンは国内線のうち成田-札幌線と福岡線の2路線を1日最大2往復ずつ運航している。19日に再開するのは成田-関西、那覇、下地島、関西-那覇、中部-福岡の5路線で、その後は20日から関西-札幌線、7月1日から成田-高松、熊本の2路線、2日から成田-松山、中部-札幌の2路線、3日から成田-大分、中部-那覇の2路線、10日から成田-宮崎、関西-下地島の2路線、11日から成田-高知線、22日から成田-長崎、鹿児島、中部-鹿児島の3路線、23日から成田-庄内、関西-福岡、熊本の3路線を順次再開していく。

 国際線については、すでに成田-台北線の運休が7月31日まで決定しており、今回の発表で成田-香港線を8月31日まで、成田・関西・中部発着のマニラ3路線は7月31日まで運休が決まった。一方、成田-上海線は6月30日までは運休が確定しているが、7月以降は現時点で見通しが立っていない。

運航再開スケジュール(再開時の便数-7月22日以降の便数/計画便数)
*印の9路線は7月22日時点で計画便数に達する路線。

運航中
成田-札幌(1日2往復-1日5往復/1日8往復)
成田-福岡(1日2往復-1日6往復/1日9往復)

6/19
成田-関西(1日2.5往復-1日4往復/1日4往復)*
成田-那覇(1日1往復-1日3往復/1日4往復)
成田-下地島(週4往復-1日1往復/1日1往復)*
関西-那覇(週4往復-1日2往復/1日3往復)
中部-福岡(週3往復-1日3往復/1日3往復)*

6/20
関西-札幌(週3往復-1日2往復/1日2往復)*

7/1
成田-高松(週4往復-1日2往復/1日3往復)
成田-熊本(週4往復-1日2往復/1日3往復)

7/2
成田-松山(週3往復-1日2往復/1日3往復)
中部-札幌(週3往復-1日2往復/1日2往復)*

7/3
成田-大分(週3往復-1日1往復/1日2往復)
中部-那覇(週3往復-1日2往復/1日2往復)*

7/10
成田-宮崎(1日1往復/1日2往復)
関西-下地島(1日1往復/1日1往復)*

7/11
成田-高知(1日1往復/1日1往復)*

7/22
成田-長崎(1日1往復/1日1往復)*
成田-鹿児島(1日1往復/1日2往復)
中部-鹿児島(1日1往復/1日2往復)

7/23
成田-庄内(週4往復/1日1往復)
関西-福岡(週4往復/1日1往復)
関西-熊本(週4往復/1日1往復)

関連リンク
ジェットスター・ジャパン

ジェットスター・ジャパン、A321LR就航延期 新型コロナで需要減(20年6月2日)
ジェットスター・ジャパン、国内線7月以降復便も 6月は15路線運休(20年6月2日)
成田空港、LCC合同で見送り ピーチとジェットスター、春秋ら(20年5月31日)