エアライン — 2020年4月4日 10:11 JST

ANA、シカゴ・シドニー減便 国際線87%運休

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA/NH)は4月3日、国際線の運航計画を追加で見直したと発表した。対象期間は夏ダイヤ初日の3月29日からゴールデンウイーク前の4月24日までで、計画していた72路線4653便のうち、87%に当たる全72路線の4057便を運休・減便する。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響によるもの。

国際線の87%を運休するANA=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 今回計画を見直したのは5路線で、北米路線が成田-シカゴ線(NH12/11)、アジア路線が羽田-デリ-線(NH837/838)と成田-ムンバイ線(NH829/830)、成田-チェンナイ線(NH825/826)、オセアニア路線が羽田-シドニ-線(NH879/880)。インド3路線は15日までだった運休期間を24日まで延長し、一部デリー発の臨時便のみ運航する。シカゴ線とシドニー線はいずれも週7往復を週3往復に減便する。

関連リンク
全日本空輸

【独自】JAL、客室乗務員休業せず 教育や訓練で雇用維持(20年4月3日)
ANA、1.3兆円の融資枠要請 政投銀など(20年4月4日)
ANA、国際線全路線が運休対象 運航は14%、24日まで(20年4月2日)
JAL、国際線全路線が運休対象 運航は15%に(20年4月2日)
ANA、機長が新型コロナ感染 NY便、濃厚接触・体調不良者なし(20年4月2日)
ANA、客室乗務員8割が一時帰休 6400人、最長1年間(20年4月1日)
ANA、羽田2タミ国際線就航 乗客4人の便も、新型コロナ影響(20年3月29日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post