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ANA、シカゴ・シドニー減便 国際線87%運休

 全日本空輸(ANA/NH)は4月3日、国際線の運航計画を追加で見直したと発表した。対象期間は夏ダイヤ初日の3月29日からゴールデンウイーク前の4月24日までで、計画していた72路線4653便のうち、87%に当たる全72路線の4057便を運休・減便する。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響によるもの。

国際線の87%を運休するANA=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 今回計画を見直したのは5路線で、北米路線が成田-シカゴ線(NH12/11)、アジア路線が羽田-デリ-線(NH837/838)と成田-ムンバイ線(NH829/830)、成田-チェンナイ線(NH825/826)、オセアニア路線が羽田-シドニ-線(NH879/880)。インド3路線は15日までだった運休期間を24日まで延長し、一部デリー発の臨時便のみ運航する。シカゴ線とシドニー線はいずれも週7往復を週3往復に減便する。

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