企業, 空港 — 2020年1月21日 10:23 JST

空港施設、羽田アークビル増改築し機内食工場に TFKが使用

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 空港施設(8864)は1月20日、羽田空港の国内貨物地区にあるアークビルの増改築工事を終えて竣工式を開いた。羽田の国際線発着枠が3月29日から増枠されるのに伴い、ティエフケー(TFK、成田市)が機内食工場として使用する。

機内食工場としての増改築工事を終えたアークビルの改築部分を見学する関係者=20年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

アークビルの改築部分(赤点線)と増築部分(黄点線。空港施設の資料から)

 アークビルは1993年7月に竣工した地上8階、地下1階建てのビル。今回の増改築工事では、従来はオフィスとしていた1階から5階を機内食工場に改築し、隣接する敷地に地上5階建ての機内食工場を増築した。増築部分の延床面積は1812平方メートルで、改築部分と合わせると1万3072平方メートルになる。1日6000食の機内食製造に対応できるという。

 TFKは従来から羽田に機内食工場を構えているが、国際線増加に対応するため、新工場建設を考えていた。同社と空港施設は従来から取引があり、アークビルの活用が決まった。空港内で駐機場に隣接しており、工場内は床の色に応じてクリーンエリアや洗浄前の食器を置くエリアなどに分け、交差汚染を防ぐ動線にした。各階は極力床面を平らにし、断熱性などの観点で開口部を極力避けた設計になっている。

 機内食を運ぶトラックは、増築部に設けた「トラックドック」に出入りする。積荷によりトラックの姿勢が変化することから、駐車スペースは車両の特性を考慮した設計にしたという。

 20日の竣工式で、今年で設立50周年を迎える空港施設の甲斐正彰社長は「空港を支える重要なもの。元々事務所棟だったが、国には建物の用途変更などでご支援いただいた。」とあいさつした。TFKの佐藤弘史社長は「施設を十二分に活用していく」と抱負を述べた。

 増改築部分は2019年1月25日に着工し、今月9日に竣工した。

機内食工場としての増改築工事を終えたアークビルの改築部分を見学する関係者=20年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

機内食工場としての増改築工事を終えたアークビルの改築部分=20年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

機内食工場としての増改築工事を終えたアークビルの増築部分=20年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

機内食工場としての増改築工事を終えたアークビルの増築部分=20年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

機内食工場として床が色分けされたアークビルの増築部分=20年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

機内食工場としての増改築工事を終えたアークビル=20年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

アークビルの増改築工事竣工式で行われた神事=20年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

アークビルの増改築工事竣工式であいさつする空港施設の甲斐社長=20年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

アークビルの増改築工事竣工式で乾杯の音頭を取るティエフケーの佐藤社長=20年1月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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