エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2020年1月1日 11:00 JST

ANA、20周年迎えた初日の出フライト 令和初、卓球・伊藤美誠選手も同乗

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 全日本空輸(ANA/NH)は1月1日、恒例の初日の出フライトを実施した。20回目の今回は令和最初の初日の出フライトとなり、早朝に羽田空港を出発したフライトの便名は、2020年にちなみNH2020便と名付けられた。

ANAの初日の出フライトNH2020便から見た初日の出と富士山=20年1月1日午前6時57分 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田58番搭乗口前のステージに並ぶANAの平子社長(中央左)と卓球女子日本代表の伊藤選手(同右)、着物を着用した地上係員=20年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 NH2020便は、ボーイング787-8型機の中距離国際線仕様機(登録記号JA803A)を使用。乗客やスタッフなど合わせて200人と乗員12人(パイロット2人、客室乗務員10人)を乗せ、午前5時37分に羽田の58番スポット(駐機場)を出発した。D滑走路(RWY05)から離陸し、伊豆半島上空を経て長野県駒ヶ根市の南アルプス付近上空1万3000フィート(約3960メートル)を旋回し、日の出予定時刻の午前6時44分ごろから初日の出と初富士の鑑賞を始め、午前7時53分に羽田へ戻った。

 ANAは、2001年に初日の出フライトを他社に先駆けて始めた。出発前にあいさつした平子裕志社長は、「21世紀最初の年に何かやろうと社員有志が企画し、当初はその年だけの予定だったが、好評で20周年を迎えた」と、いきさつを語った。

 今回は今年20歳になる卓球女子日本代表の伊藤美誠選手がゲストに招かれた。金色の着物を着た伊藤選手は、「無敵の女になれるよう、がんばる」と金メダルを意識した出で立ちで今年の抱負を述べた。

 初日の出フライトには、平子社長と伊藤選手も同乗。平子社長は「(署名を)1枚1枚手書きした」という搭乗証明書を乗客ひとり一人に手渡していた。伊藤選手は初日の出フライトを終えると、「空の上からは初めてだった。きれいで見られなくなるほどで、赤とオレンジが混ざった戦いそうな太陽の色。これからもっともっとがんばらないと、と思った瞬間だった」と決意を新たにした様子だった。

*写真は14枚。
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ANAの初日の出フライトNH2020便から見た日の出前の富士山=20年1月1日午前6時20分 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ANAの初日の出フライトNH2020便から見た初日の出と富士山=20年1月1日午前6時51分 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ANAの初日の出フライトNH2020便から見た初日の出と富士山=20年1月1日午前6時57分 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ANAの初日の出フライトNH2020便から見た初日の出と富士山=20年1月1日午前7時00分 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田58番搭乗口前のステージに並ぶ初日の出フライトに乗務するANAの客室乗務員と着物を着用した地上係員=20年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

初日の出フライト出発前に羽田空港であいさつするANAの平子社長=20年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

初日の出フライト出発前に羽田空港であいさつする卓球女子日本代表の伊藤美誠選手=20年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田58番搭乗口からANAの初日の出フライトに搭乗する乗客=20年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

初日の出フライトの乗客を出迎えるANAの客室乗務員=20年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港で横断幕を手に初日の出フライトを見送るANAのスタッフ=20年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

初日の出フライトの機内で乗客に搭乗証明書を手渡すANAの平子社長=20年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ANAの初日の出フライトで提供された機内食=20年1月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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