エアライン, 空港 — 2019年9月10日 17:05 JST

デルタ航空、羽田にラウンジ新設 20年3月、シャワーも

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 デルタ航空(DAL/DL)は9月10日、羽田空港国際線ターミナルにラウンジ「デルタ スカイクラブ」を新設すると発表した。2020年3月に始まる夏ダイヤで羽田発着便を増強し、成田空港から撤退することに伴うもので、ダイニングのほかシャワールームも設ける。

羽田にラウンジを新設するデルタ航空=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 デルタの羽田既存路線は、ミネアポリス線とロサンゼルス線の2路線。2020年3月28日以降は、シアトル線とデトロイト線、アトランタ線、ポートランド線、ホノルル線の5路線が順次加わり、合わせて7路線に拡大し、米国系では羽田最多の便数を運航するようになる。

 羽田ラウンジの広さは824平方メートルを計画。季節ごとに変わる和洋の軽食やドリンク、季節ごとに変わるカクテルや、同社マスターソムリエのアンドレア・ロビンソン氏が選んだワインを提供するフルサービスのバーカウンターを設ける。

 成田のラウンジと同様、現地のカルチャーや歴史を反映したデザインやアートを取り入れる。電源コンセントはほぼすべての席に用意し、Wi-Fiによる高速インターネット接続環境も提供。利用者から要望が多いシャワールームも設置する。

 デルタは成田撤退後は首都圏需要を羽田に集約。海外の航空会社ではキャセイパシフィック航空(CPA/CX)に次いで羽田にラウンジを開設することで、ビジネス需要の取り込みを強化する。

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