エアライン, 空港 — 2019年7月26日 16:12 JST

FDA、神戸2路線就航へ 松本・出雲、1日1往復ずつ

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 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は7月26日、冬ダイヤが始まる10月27日に就航する神戸路線について、松本と出雲から乗り入れると発表した。2路線とも1日1往復ずつ運航する。同社の関西圏への就航は初めて。

松本と出雲から神戸へ乗り入れるFDA=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 機材はエンブラエル170(E170、1クラス76席)かE175(同84席)を投入。運航スケジュールは決定次第発表する。

 FDAの松本路線は3路線で、札幌(新千歳・丘珠)と福岡から乗り入れている。うち丘珠線は夏季のみの季節運航となる。出雲路線も3路線で、仙台と静岡、県営名古屋(小牧)から乗り入れ、いずれも通年運航している。

 関西と伊丹、神戸の3空港が果たす役割について、自治体や国土交通省航空局(JCAB)、地元財界などが議論する「関西3空港懇談会」(座長・松本正義関西経済連合会会長)は5月11日に、神戸空港の将来的な規制緩和で合意。2021年ごろまでに、現在は午前7時から午後10時までの運用時間を1時間延長し、午後11時までの16時間に拡大する。発着枠も拡大し、現在の1日60便(30往復)を80便(40往復)に増やす。

 現在60便(30往復)ある神戸空港の発着枠のうち、最も多い44便(22往復)を使用するスカイマーク(SKY/BC)は、8月1日から茨城と長崎、那覇の3路線を増便する。

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