エアライン, ボーイング, 機体 — 2019年5月25日 00:22 JST

ANA、777F貨物機が羽田到着 7月就航

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 ANAカーゴ(ANA Cargo)のボーイング777F貨物機の初号機(登録記号JA771F)が5月24日夜、羽田空港へ到着した。日本の航空会社が導入するのは初めてで、7月からアジア路線や太平洋路線に投入していく。

羽田に到着したANAカーゴの777F初号機(中)=19年5月24日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

 貨物事業会社であるANAカーゴを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、777Fを2機導入すると2018年3月23日に発表。航空機エンジンや自動車などの大型貨物、リチウムバッテリーや医薬品などの特殊品を大量輸送できる大型貨物機として活用する。

 最初の路線は、7月2日に新設する成田-関空-上海-成田路線。週6片道のうち、成田を火曜から金曜と土曜に出発する便を777Fで、月曜発を767-300Fまたは767-300BCFで運航する。冬ダイヤ初日の10月27日からは、成田-シカゴ線に投入を計画している。

 ANAカーゴは12機の中型貨物機を運航中。4機が新造機の767-300F、8機は全日本空輸(ANA/NH)が旅客機として運航していた機体を貨物機に転用した767-300BCF(ボーイング・コンバーテッド・フレーター)となる。

 767-300Fと767-300BCFは、ANAの中近距離国際線などを運航するANAHD傘下のエアージャパン(AJX/NQ)のパイロットが操縦しているが、777FはANAのパイロットが担当する。

 24日に到着した初号機は、現地時間2018年12月5日に引き渡された。フェリーフライトのNH9399便は、米ヴィクターヴィルのサザン・カリフォルニア・ロジスティクス空港を同23日午後6時30分に出発し、同37分に離陸。羽田には24日午後9時54分に着陸し、同10時に205番スポット(駐機場)へ到着した。

羽田に到着したANAカーゴの777F初号機(中)=19年5月24日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

羽田に到着したANAカーゴの777F初号機(中)=19年5月24日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

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