エアライン, 官公庁 — 2018年10月16日 17:45 JST

ANA、北海道復興の支援集会 道内7自治体、ブースでPR

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 全日本空輸(ANA/NH)などANAグループは10月15日、「平成30年北海道胆振東部地震」からの復興支援の一環として「“でかけよう北海道”の集い」を都内のホテルで開催した。当日は北海道選出の衆議院議員や東京地区の旅行関係者など、およそ250人が参加。道内の7自治体がブースを出展して、観光をピーアールした。

「“でかけよう北海道”の集い」で乾杯の音頭を取る北海道観光振興機構の堰八義博会長=18年10月15日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

参加自治体に「元気な北海道をアピールして」と語りかけるANAの平子社長=18年10月15日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 会の冒頭であいさつしたANAの平子裕志社長は、北海道への観光客回復について「ANAの力だけでは限界がある」と述べ、政府や旅行会社、自治体らとの連携が必要だと訴えた。参加した札幌や稚内、紋別などの各自治体には、「元気な北海道をアピールして」と語りかけた。

 会場には札幌と稚内、紋別、函館、釧路、帯広の各市と中標津町がブースを出展。来場者に名産品やパンフレットを配布しピーアールを展開した。ブースは出展しなかったものの、旭川市も会に出席した。

 北海道胆振東部地震は、9月6日未明に発生。ANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は同月22日から、「でかけよう北海道」プロジェクトを始め、羽田-札幌線で早期割引運賃を値下げしている。

「“でかけよう北海道”の集い」に出展する(左から)中標津町、釧路市、帯広市の各ブース=18年10月15日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

「“でかけよう北海道”の集い」に出展する(左から)稚内市、紋別市の各ブース=18年10月15日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

「“でかけよう北海道”の集い」に出展する函館市のブースと、試飲の日本酒を振る舞う札幌市のブース=18年10月15日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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