エアライン, 官公庁 — 2018年7月20日 20:30 JST

JALとハワイアン航空、ハワイ島渡航キャンペーン 火山噴火の風評被害払拭へ

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 日本航空(JAL/JL、9201)とハワイアン航空(HAL/HA)、ハワイ州観光局の3者は7月20日から、ハワイ島への渡航需要拡大を目指すキャンペーンを開始した。ウェブサイトや各種SNSで展開し、火山噴火による風評被害の払拭を目指す。

トミーバハマで提供する(左上から)アイランドロコモコ、パイナップルのクレームブリュレ、ロミロミサーモンのオープンサンド、リブアイステーキ=18年7月19日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 共同キャンペーン「今こそハワイ島に、行こう。」を、9月30日まで展開する。ウェブサイトでは、ハワイ島の見どころを紹介するほか、5月4日に噴火したキラウエア火山の最新情報も掲載する。

 SNSキャンペーンは、投稿数に応じグッズやホテル宿泊券、航空券をプレゼントする。ツイッターとインスタグラムが対象で、JALの公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#今こそハワイ島に行こう」を入れて、写真を投稿する。

 東京・銀座のレストラン「トミーバハマ」では、ハワイ料理をアレンジしたオリジナルメニューを提供する。ソースにコナコーヒーを使用したリブアイステーキや、定番のアイランドロコモコのほか、マイタイやココナッツを使用したマティーニなどのカクテルも用意する。

 ハワイ島では、南東部のキラウエア火山が5月4日に噴火。日本の火山のような爆発的な噴火ではなく、キラウエアは高温の溶岩が噴き上がり、水のように流れて穏やかに噴火する。

 溶岩が流出し、一部住民が避難しているものの、流出面積はハワイ島全体の0.2%に相当する25平方キロ以下。カイルア・コナやコハラなど、ハワイ島西部にある観光地からは110キロ以上離れており、観光地には影響がない。

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今こそハワイ島に、行こう。(ハワイ州観光局)

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