エアライン, 企業 — 2018年5月22日 13:35 JST

JAL、成田で農業参入 体験型農園や特産品拡販

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 日本航空(JAL/JL、9201)は5月21日、成田空港近郊で農業事業に参入すると発表した。7月に和郷(千葉県香取市)と共同出資会社「JAL Agriport」を成田市に設立し、訪日客などを対象にした観光農園の運営や、プライベートブランド商品の販売などを手掛ける。

成田で農業事業を始めるJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JAL Agriportが、成田市に体験型農園施設を開園。休農地を活用し、イチゴやサツマイモなどの収穫体験や食事を楽しめるようにする。同社の資本金は1億円で、JALから香取市出身の鎌形晶夫氏が社長として出向する。

 成田市が2020年の開場を目指し、整備を進めている新生成田市場との連携を計画。同市場は衛生管理の整った加工施設や輸出拠点機能などが特徴で、千葉県の農産品拡販も視野に入れる。

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