エアライン, 機体, 空港 — 2018年5月7日 09:43 JST

JAL、伊丹-隠岐ジェット化 E170投入

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 日本航空(JAL/JL、9201)は5月7日、伊丹-隠岐線をジェット化する。従来はJALグループの日本エアコミューター(JAC/JC)がターボプロップ(プロペラ)機で運航していたが、同じくグループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)に路線を移管する。

伊丹-隠岐線に就航するジェイエアのE170=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 伊丹-隠岐線は1日1往復。6日までは、JACのボンバルディアDHC-8-Q400型機(1クラス74席)で運航していた。7日からは、ジェイエアがエンブラエル170(E170)型機(同76席)で運航する。

 運航会社の変更に伴い、便名もJAL便名になった。運航スケジュールは、隠岐行きJL2331便が伊丹を午後0時55分に出発し、午後1時45分着。伊丹行きJL2332便は午後2時20分に隠岐を出発し、午後3時5分に到着する。

 初日の7日は、両空港で出発前にセレモニーを開く。

 JACは、2019年度に機材数を現在の約半数となる9機に減らす。現在運航しているQ400とサーブ340B型機(同36席)は退役させ、仏ATR製ATR42-600型機(同48席)に機材統一を図る。ジェイエアへの路線移管も進め、離島路線を中心とした路線網に再編する。

運航スケジュール
JL2331 伊丹(12:55)→隠岐(13:45)
JL2332 隠岐(14:20)→伊丹(15:05)

関連リンク
日本航空
ジェイエア

ジェイエア
JAL、わかぱんジェット就航 南紀白浜50周年で和歌山PR(18年4月1日)
JALとジェイエア、伊丹でFacebookイベント 競争率50倍、退役CRJも並ぶ(18年3月12日)
JAL、仙台-福岡就航40周年 TDAが78年開設(18年3月2日)
JAL、南紀白浜開港50周年でチャーター 4月に紀伊半島周遊(18年2月20日)

日本エアコミューター
JAC、ATR42のシミュレーター日本初導入(18年4月30日)
JAC、伊丹-但馬にATR42就航 5月から(18年4月19日)
JAC、3機目のATR42鹿児島到着 初の通常塗装機(18年2月5日)
JAC、徳之島-沖永良部-那覇線7月開設 奄美アイランドホッピングで活性化(18年1月19日)
JAC、機材半減9機に ジェイエアへ路線移管も(17年5月18日)