エアライン, 機体 — 2018年1月16日 23:21 JST

RACのQ300、2月に退役記念チャーター

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 JAL JTAセールス(那覇市)と琉球エアーコミューター(RAC)は1月16日、RACのボンバルディアQ300型機(DHC-8-Q300、登録番号JA8936)の退役記念チャーターフライトを、2月1日に那覇空港発着で実施すると発表した。

那覇空港に駐機中のRACのQ300=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 RACのQ300は、2007年3月に就航。50人乗りのターボプロップ(プロペラ)機で、今月31日を最後に定期便運航を終了する。翌日のチャーターフライトは、那覇空港集合が午前11時で、出発後は近隣の離島上空を1時間30分程度遊覧飛行し、午後4時30分の解散を予定している。

 代金は1人2万円(税込)、40席限定で、最少催行人数は30人。予約は17日午後3時から30日午後6時までで、沖縄ツアーサイト「JAPAWALK」で受け付ける。

 RACはこれまで、4機のQ100(1クラス39席)と今回退役するQ300の計5機を保有していたが、2016年4月から後継機のDHC-8-Q400CC(同50席)が就航。Q300の退役で、全機の更新が完了する。

関連リンク
Q300 退役記念遊覧チャーター(JAPAWALK、1月17日15時受付開始予定)
JAPAWALK
琉球エアーコミューター

RACのQ300
RAC、Q300退役へ 1月末で定期便終了、遊覧飛行も(17年12月29日)

Q400CC
RAC、Q400CC就航 沖縄特産品の輸送強化(16年4月16日)
“開かずの扉”で貨物室拡大 写真特集・RACが世界初導入ボンバルディアQ400CC(16年4月5日)
RAC、Q400CC公開 貨物室2.5倍「魚積んでも匂わない」(16年3月31日)

航空局やANAのQ300
空の安全守る飛行検査機の機内 写真特集・航空局ボンバルディアDHC-8-300(15年5月17日)
ANA、Q300退役で羽田-三宅島線休止 最終便は火山ガス引き返し(14年3月31日)