エアライン — 2017年8月30日 12:28 JST

デルタ航空、TUMIのアメニティキット刷新 イニシャル入れサービスも

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 デルタ航空(DAL/DL)は、ビジネスクラスで配布しているTUMI製のアメニティキットを、9月1日からリニューアルする。日本発便で配布するソフトケースと、米国発便のハードケースともにデザインを刷新。ハードケースには、イニシャルをケースに入れてカスタマイズできるオプションを設ける。

デルタ航空が9月からビジネスクラスで配布するTUMIの新アメニティキット(同社提供)

デルタ航空が9月からビジネスクラスで配布するTUMIの新アメニティキット(同社提供)

 カスタマイズに対応するのは、TUMIが旅行用キャリーケースとして展開する「19 degreeコレクション」のデザインを踏襲したTUMIミニケース。ケース内に付属の専用革製タグを米国内の対象店舗に持ち込むと、ケース正面にはめ込むタグ部分に、無料でイニシャルを入れることができる。

 対象店舗はTUMIのウェブサイトで確認でき、空港内の店舗やアウトレットの店舗は対象外。デルタによると、航空会社のアメニティキットにカスタマイズ機能を持たせるのは、初めてだという。

 リニューアル後のキットには、ハンドソープとスティック型マウスウォッシュを追加。靴下もアップグレードし、TUMIのアイマスクや、キールズ製「リップ バーム No.1」、グレープフルーツの香りの「デラックス・ハンド&ボディ ローション・ウィズ・アロエベラ&オートミール (Deluxe Hand & Body Lotion with Aloe Vera & Oatmeal)」、クレストの歯磨きと歯ブラシ、ティッシュ、耳栓を提供する。

 このアメニティキットは、ビジネスクラス「デルタ・ワン」の設定がある長距離国際線と、米大陸横断路線で提供する。

 デルタは10月からエアバスA350-900型機を就航予定。1路線目はデトロイト-成田線で、10月30日のデトロイト発便が初便となる。

 A350のビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」には、世界初となるスライド式ドアを設け、個室空間を用意。全席通路アクセス可能なフルフラットシートで、個人用モニターは18インチのものを採用する。

 一方、「ジャンボ」の愛称で親しまれてきたボーイング747-400型機は年内で退役する。

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